

このたびの東日本大震災により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されました皆さまに心からお見舞いを申し上げます。
ファミリーマートは、地域の皆さまの生活インフラとして早期復旧することを社会的使命と認識し、震災直後から災害対策本部を立ち上げ、その対応策を講じてまいりました。配送ルートの変更や在庫商品の送り込み、あるいは製造アイテムの絞り込み等によって、お取引先のご協力のもと、商品の安定供給に全力で取り組んでまいりました。一時はご不便もお掛け致しましたが、現在では平常時の供給体制へと回復しております。
また、被災店舗の営業再開に向けましては、延べ1,000人超での復旧支援活動を行い、現在では建物の流出や倒壊等によって営業再開ができなくなった一部の店舗、福島県の原発隣接地域の店舗以外のすべての店舗が営業を再開しております。加えまして、現在、移動販売車を稼動させることによって買い物不便地域のお客さまにもご利用いただいております。さらに、被災県における新たなファミリーマート店舗の開業に際しては、住居付き店舗を用意するほか、初期投資を抑えた優遇制度を導入し住宅・雇用支援を同時に図ってまいります。また、このたび福島県川俣町と「東日本大震災復興支援連携協定」(2011年6月10日)を締結致しました。原発事故により、避難生活を余儀なくされている方々に対し、仮設住宅敷地内にファミリーマート店舗を臨時出店致しました。私たちの店舗を通じて仮設住宅にお住まいの皆さまが便利で少しでも快適にお暮らしできるよう、また一時でもほっとされる場をご提供できるようご支援してまいります。
一方、店頭募金につきましては、国内のファミリーマート店舗のみならず、アジア各国を中心とする海外の拠点にも拡大しており、まさにグローバルチェーンとしての強みを活かしております。お預かりした募金は順次、日本赤十字社、並びに被災された各自治体に寄付させていただいております。店内に設置しているマルチメディア端末による「Famiポート募金」を合わせ、募金総額は、2011年5月31日現在、10億円規模となりました。このような日本国内外のおさまからのご厚意に対し、改めて厚く御礼を申し上げます。
このような状況のなか、2011年度は被災地の早期復興を最優先としながら、同時に「攻め」の姿勢を徹底的に推進してまいります。ファミリーマートは今年度、おかげさまを持ちまして、創立30周年を迎えることができました。これまでの皆さまへの感謝の気持ちを込め、年間を通じた30周年記念企画を全国規模で大々的に展開してまいります。また、お買い上げいただいた商品の売上額の一部を寄付する「がんばろう!!日本 被災地応援企画」を展開するなど、被災地の皆さま、そして全国のお客さまにとっての復興の支えとなるキャンペーンも継続してまいります。
2011年度も引き続き、ターゲット戦略を深耕し、幅広い年代層のお客さまからご支持いただけるよう取り組んでまいります。特に、50歳から65歳までの「おとな世代」に向けては、「おとなコンビニ研究所」を核とした商品開発・広告宣伝等を通じて、毎日の生活提案を積極的に発信してまいります。また、現在のメイン客層である「30歳代」には、ツイッターなどのソーシャルメディアを用いたアプローチを継続してまいります。さらに、「15歳までの子ども世代」に対しては、全国各地の小学生が日頃の感謝の気持ちを手紙の形で表した、「ありがとうの手紙コンテスト」を2011年度も引き続き開催致します。2010年度はおかげさまを持ちまして、前年の倍近い4,000通ものご応募をいただきました。このように社会貢献活動を通じたコミュニケーションをこれからも図ってまいります。
一方、商品面では、あらゆるカテゴリーにおきまして、多極化するお客さまの価格ニーズに対応するために、従来以上に、常に商品の価値を高めながら、それぞれ適正な価格でお客さまにご提供してまいります。
2011年度も引き続き、当たり前のことを当たり前にやり続け、「欲しい商品が、欲しい時間帯に、欲しい数量、品揃えされている」という、お客さまがコンビニエンスストアに期待される役割・機能を十分に認識し、その実現に力を注いでまいります。
また、店舗展開では国内におきましては首都圏のam/pmブランド統合完了するとともに、2011年4月1日の株式会社エーエム・ピーエム・関西との合併により、同地区におけるam/pm店舗のファミリーマートブランドへの転換も順次実施してまいります。なお、JR九州リテールでは、この3月にすべてのam/pm店舗のブランド転換が完了し、首都圏同様、好調に推移しております。
海外におきましては、引き続きアジア各地域への店舗展開を積極的に拡大してまいります。特に中国においては新地域進出も視野に入れ、グローバル戦略の核として事業拡大を図ってまいります。もちろん、環境面についても、年1回、各国・各社のトップが一堂に会するAFCサミットにおいて、ファミリーマートジャパンの省エネのノウハウを活かした環境配慮型店舗を導入、拡大していくことを宣言しております。
この結果、2012年度末20,000店を一つの通過点として、2015年度末にはグローバル25,000店体制を目指してまいります。
一日も早い復興と、日本に元気を取り戻すために、ファミリーマートは、「元気、勇気、夢!」を胸に、すべての企業活動に全力で取り組んでまいります。
小売業の使命として、安全・安心でおいしい食や、便利な生活サービスのご提供で、消費を元気に! 新たな働く場のご提供を積極的に進めることで、東日本はもとより日本に希望と勇気を! そして、未来を担う子どもたちが、明るく健やかに育つことを目指す応援策で、大きな夢を!
創立30周年、ますます「あなたと、コンビに、ファミリーマート」です。