ありがとうの手紙コンテスト2011

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ありがとうって伝えたい人は誰ですか?

審査員の講評

最終審査会では、総計31,788通の応募作品の中から二次審査を通過した70作品を、5名の審査員の先生方の投票で、最優秀作品賞、審査員奨励賞、学校賞を決定しました。すばらしい作品が多く、先生方は昨年以上に頭を悩ませました。

審査員長/池上 彰 氏(フリージャーナリスト)

今回の「ありがとうの手紙コンテスト」には30,000通を超える驚くような数の作品が寄せられました。そのせいか最終審査に残った作品は本当によく書けているものばかりで、ますます頭を悩ますことになりました。また東日本大震災は避けて通ることができない、大きな影響を与えた出来事だということも改めて実感しました。連絡が取れない家族を心配したときのこと、家族の大切さを心から感じたこと、自分たちを助けてくれたあらゆる人々への感謝の気持ちが書かれている作品が多かったのが印象的でした。西のほうからも大勢の被災した方々を思いながら、改めて家族の大切さに気付いたという作品が寄せられていたこともうれしい限りです。家族への思いと人々への感謝にあふれたこどもたちの手紙に心を動かされた審査でした。

審査員/こやま 峰子 氏(児童文学作家)

自分たちの身の周りの地域の方への感謝の気持ちがとてもうれしく、楽しく読ませていただいた昨年でしたが、今年は自然への感謝と尊敬の気持ちが書かれている作品が多かったことが印象的でした。日本には厳しい自然とともに生きるという考え方があると思います。太陽や山、何気なく咲いている花…そういうものにもちゃんと目がいくのは、ご家族でもそういう話題で話されているからだろうと、とても感激しました。1000年に一度の大災害があった今年、こどもたちの心の中には大きな何かが残ったと感じています。思いやり、強さ…そういうものを、この経験から糧にできるといいのではないでしょうか。未来を担うのはこの世代のこどもたちです。復興につながる「光」を見つけていってくれることに期待します。

審査員/小峰 紀雄 氏(小峰書店代表取締役社長)

今年の「ありがとうの手紙コンテスト」には、全国の小学生のみなさんから、30,000通をこえる応募作品がありました。「ありがとう」という言葉を手がかりにして、こどものみなさんは、家族や友だち、先生や地域の人たちとの大切な絆を発見しています。特に今回は,たくさんのこどもたちが、生涯にわたってかかえていくような大震災に出会ってしまいました。こどもたちは、その過酷な経験の中から、命を見つめ、人と人の絆を知り、生きる意欲を育もうとしています。そのこどもたちの中に、これからの日本の希望の徴があると思います。そして、自分の気持ちを自分の言葉で表す…手書きの文字で書くことが、とても大切なことです。文章を書くことによって、より深く感じ、より深く自分と世界を発見し、考えを深めることができるのだと思います。

審査員/野上 暁 氏(日本ペンクラブ常務理事・「子どもの本」委員長)

自分の命は父母から、祖父母からつながってきているんだということを実感させる作品や文章が多かったのが印象的でした。自然に対する「ありがとう」という気持ちが作品に出てきたのも、東日本大震災の影響が微妙に反映されているようです。前年に比べ、東北、特に宮城や福島からの応募数が多かったのは、「どうしても伝えたい」という気持ちの表れなのでしょう。そこに、コンテストの大きな意義があると思います。文章で伝えるということの大切さ、文章が読み手へ訴える力の確かさを改めて感じさせられました。こどもたちの表現力が乏しくなってきたと言われ、自分の気持ちを手で書いて伝える機会は本当に少なくなりました。そういう中で、こんなに多彩な表現をしてみせたことは素晴らしいことです。応募したこどもたちに「ありがとう」という気持ちを伝えたいと思います。

審査員/加藤 利夫(株式会社ファミリーマート 常務取締役 常務執行役員)

第3回目を迎えた本コンテストに、30,000通にものぼるご応募をいただきましたことに心より御礼申し上げます。また、東日本大震災で被災された地域の小学校からも多数のご応募をいただいたことは、先生方、保護者の方々に感謝してもしきれない思いで一杯でございます。本当にありがとうございました。今、日本は、東日本大震災からの、復旧・復興に向けて、その歩みを進めておりますが、将来の日本にとって最も大切なものは、こどもたちであると考えます。このコンテストは、そのこどもたちが相手を思いやり、ありのままの感性で、そして自分の手で書くことを大切にして参りました。今年の作品は、全国的に震災に触れた内容が多く、家族や地域の人たちへの感謝の気持ちが述べられており、家族との絆・人とのつながりというものが強くなったように感じます。“ファミリー”を企業名にしている私どもは、その様な気持ちを大切に、来年・再来年とこのコンテストを続けていく中で、“ありがとう”という言葉がつなぐ大切な思いを丁寧にお伝えしていきたいと思っております。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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