あなたと、コンビに、FamilyMart

2010年04月23日
社会・環境

株式会社ファミリーマートと宮城県が
「地域活性化包括連携協定」を締結

 株式会社ファミリーマート(本社:東京都豊島区/代表取締役社長:上田準二)は、2010年4月23日(金)、宮城県との間において、地産地消の推進や県産オリジナル商品の開発・販売、観光の振興、地域防災への協力、環境保全に関することなど、県の広範囲にわたる事業を協働して実施するため、「地域活性化包括連携協定」を、下記の通り締結いたしましたのでご連絡いたします。
 ファミリーマートが同様に多分野にわたる包括的な業務提携協定を締結している自治体は、宮城県が16県目となります。

 このたびの包括協定の締結は、県民サービスの向上や地域経済の活性化を推進する宮城県と、地域密着型の店舗作りを進め、より地域活性のお手伝いをしたいというファミリーマートとの意向が一致したために実現いたしました。

− 記 −
1.協定の名称  
「地域活性化包括連携協定」

2.合意の目的
 本協定は、宮城県とファミリーマートが、緊密な相互連携と協力による活動を推進し、地域のニーズに迅速かつ適切に対応し、宮城県民の安心・安全の向上と地域の活性化を図ることを目的とする。

3.連携事項
(1)地産地消の推進や県産オリジナル商品の開発・販売に関すること
(2)健康増進・食育に関すること
(3)観光の振興に関すること
(4)地域防災への協力に関すること
(5)県政情報の発信に関すること
(6)子ども・青少年の健全育成及び地域や暮らしの安全・安心に関すること
(7)高齢者及び障害者支援に関すること
(8)環境保全に関すること
(9)その他住民サービスの向上及び地域社会の活性化に関すること

 ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のスローガンのもと、各地域において、地域密着型の店舗作りを進め、地域限定商品、セーフティステーションとしての活動など、地域の活性化に努めております。このたびの「地域活性化包括連携協定」の締結を機に、より一層、ファミリーマートのインフラ、ネットワーク、ノウハウ等を活用し、宮城県の活性化に貢献してまいります。

以上 

【参考資料1】地域活性化包括連携協定に基づく具体的な連携事業

1.地産地消の推進や県産オリジナル商品の開発・販売に関すること  
  ・「地産地消に取り組む県民運動」に関する宣言に基づく取り組みの推進
  ・ファミリーマート店舗での県産農林水産物を使用した商品を中心としたフェアの開催(弁当、惣菜、スイーツ、ギフト商品等の開発、フェアの開催、県外への販路拡大など)
(今後、実施に向けて検討する事項)
  ・ ファミリーマート店舗での県産品コーナーの設置


2.健康増進・食育に関すること
  ・「みやぎ食の安全安心取組宣言」への登録(ファミリーマートが取り組んでいる食の安全安心に係る対策を自主基準として取りまとめ公開する。平成19年1月登録済)
  ・食育のイベントへの参加及び情報の発信
  ・「みやぎ食料自給率向上県民運動」への参画と普及啓発(社員・店主等を対象とした
・「みやぎ食料自給率向上学習会(出前講座)」の開催など)
  ・「はじめてのハミガキのポイント」等の乳幼児の歯科保健の普及啓発
(今後、実施に向けて検討する事項)
  ・カロリーを抑えたヘルシーな商品の開発・販売(「健康づくりサポート・おもてなしの店」への登録を通じた、栄養成分表示や食事バランスガイドの普及の推進など)
  ・店頭灰皿の設置位置の変更等を通じた乳幼児のSIDS(乳幼児突然死症候群)の予防啓発


3.観光の振興に関すること
  ・ 各店舗への観光情報に関するポスターの掲示や観光パンフレットの設置


4.地域防災への協力に関すること
  ・ 災害時における被災地への緊急支援物資の調達協力(平成16年3月22日に災害時における応急生活物資等の協力に関する協定締結済)
  ・災害時における水道水・トイレの提供、帰宅困難者への支援
  ・災害時における医薬部外品、医療機器の提供
 (ばんそうこう、ガーゼ、整調薬及び殺菌消毒薬等の避難所への供給)
  ・道路異常時の通報
  ・道路通行規制情報の提供
 (工事等による道路通行規制予告情報や災害時の通行規制情報等の掲示など)
 

5.県政情報の発信に関すること
  ・店舗での県作成の広告物(ポスター・チラシ等)の掲示による県政情報の発信
 

6.子供・青少年の健全育成及び地域や暮らしの安全・安心に関すること
  ・「子ども110番の家」、「かけこみ110番の家」(女性・子供等の駆け込みへの対応)等のセーフティステーション活動による、次世代の青少年の健全育成や地域の安全・安心な生活拠点作りへの取り組みの推進
  ・未成年者に対する酒類・たばこの販売禁止・販売時の年齢確認の徹底
  ・18歳未満に対する成人向け雑誌の販売及び閲覧の禁止・販売時の年齢確認の徹底
  ・パンフレットやカードの設置を通じたDV(ドメスティック・バイオレンス)防止の推進
  ・「みやぎっこ子育て応援カード」事業への協力を通じた、子育て家庭を地域全体で支援する環境づくりの推進
  ・地域で連携して行われる防犯活動への参加や活動スペースの確保(子どもの見守り活動や地域で連携して行われる防犯活動への参加と、活動スペースの提供など)


7.高齢者及び障害者支援に関すること
  ・車いす対応トイレを開放する店舗に標識を配布してホームページに掲載
  ・高齢者に対するATMでの振り込め詐欺の注意喚起等
(今後、実施に向けて検討する事項)
  ・車いすマーク駐車場の適正利用に関する啓発活動への協力


8.環境保全に関すること
  ・レジ袋削減のための取り組みとして、「レジ袋不要カード」の設置
  ・配送車両のCO2削減(低公害車の導入)
  ・エコドライブ宣言への参加(「わが社のe行動(eco do!)宣言」に参加し、事業活動においてエコドライブを実践する。)と、営業車へのステッカー掲示による県民意識醸成の推進
  ・営業車への地域パトロールステッカーの掲示による廃棄物の不法投棄防止啓発への協力
  ・地球温暖化対策の推進(県の施策の普及啓発や「ダメだっちゃ温暖化」宮城県民会議への参画のほか、地球温暖化防止モデル店舗の設置など)


9.その他住民サービスの向上及び地域社会の活性化に関すること
  ・消費者啓発に係るポスターの掲示、リーフレットの設置
  ・「宮城県飲酒運転根絶に関する条例」に基づく飲酒運転根絶運動の推進に関する取り組みやその他交通事故抑止に関する取り組みへの協力(酒類販売コーナーへの「飲酒運転根絶」ポスターや交通安全ポスターの掲出など)
  ・「宮城県まちづくり条例」に基づく地域貢献活動に関する取り組みへの協力(県が作成した地域貢献活動を実施し、コンパクトで活力あるまちづくりの取り組みへの協力など)
  ・宮城県美術館の特別展等の広報活動への協力
  ・プロスポーツ応援組織との連携


【参考資料2】宮城県とのこれまでの取り組み
2004年3月 「災害時における応急生活物資の供給に関する協定」締結

★ファミリーマートのCSR活動

ニュースリリース2010年

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