FC加盟店ストアスタッフによる代行収納金着服の件
このたび、ファミリーマートのＦＣ加盟店において、ストアスタッフによる代行収納金の着服が判明しましたのでご報告いたします。警察による捜査中であったこと、また１１月１２日に行われた盛岡地方裁判所での本件に関する裁判の判決が１１月１９日に下され、ファミリーマートのＦＣ加盟店のストアスタッフによる不正が確定したため、本日公表させていただく次第となりました。
このような事態を発生させ、お客さまならびに関係各位にご迷惑、ご心配をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
１．発生店舗
ファミリーマート花巻高木北店 （住所：岩手県花巻市高木第１９地割２７８）
２．着服された代行収納金
岩手県自動車税 １件（金額：３７，９００円）
※２０１０年５月２７日支払い分 ※当該収納金は、加盟店負担により支払い済
３．当該従業員 ３１歳 女性 勤務歴（２０１０年４月〜９月）
４．手口について
お客さまが支払われた代行収納の収納票バーコードをスキャンしたにもかかわらず、決済を確定させずに取消しし、その金額を着服していた。
５．再発防止策
（１）８月、９月に、ファミリーマート全店に対して、不正発覚の事実、及び、収納手順や収納確認の徹底を加盟店集会にて教育実施済み。
（２）スキャンし、お客さまが確認ボタンを押せば決済が確定し、その際に必ずレシートが出てくるため、代行収納の際のレシート受け渡しを徹底する。
（決済確定後の取消しは、システム上店舗では不可能であるため）
（３）レジ液晶ＰＯＰと、店内放送におけるレシートの受領促進を実施。
また、当該案件以外にも同一店舗において、不正の事実は確認されてはいないものの、類似案件があることもあわせてご報告いたします。なお、それらについても継続して調査を進めております。
【不明な代行収納金】
７件（合計金額：８０，０９５円）
※５月２４日〜７月２日支払い分 ※不明な収納金は、加盟店負担により支払い済
ファミリーマートのＦＣ加盟店において、二度とこのような事態が発生しないよう、上記再発防止策を徹底してまいります。
以上
