ファミリーマートは、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、セーブ・ザ・チルドレン)と共に、9月の防災月間に合わせ、こども向け防災ワークショップを取り入れた「ファミマこども食堂+セーブ・ザ・チルドレン」を2024年9月14日(土)ファミリーマート鐘ヶ淵駅前店(東京都墨田区)にて実施しました。ファミリーマートは、ファミリーマート店頭募金「夢の掛け橋募金」の寄託先として、1993年から、セーブ・ザ・チルドレンの活動を支援しています。直近では、セーブ・ザ・チルドレンが実施する「子どもの食 応援ボックス」への協力や、中高生を対象とした出前授業を協働するなど、包括的なこども支援を共にしてきました。今回の「ファミマこども食堂+セーブ・ザ・チルドレン」も、日常生活から防災を考える機会になればと実現したものです。
当日は、同店近隣にお住まいのご家族、おこさまをはじめ計19名にご参加いただきました。まずはじめに参加者が目にしたのは、大きな非常用持ち出し袋。セーブ・ザ・チルドレンのスタッフより、万が一の災害に備え、自分や家族の身を守るために大切な役割を果たす袋だとの話を聞いた後、中身には何が入っているのか、どのように使うのか一つずつ確認しました。さらに売り場に行き、追加で入れたいもの、入っていると良いと思うものをこどもたち自身で考え、「歯ブラシ」「Tシャツ」「お菓子」等、さまざまな商品が選ばれました。次に、新聞紙で紙コップを作るワークを行いました。身近にある物がコップに変えられることを知り、こどもたちも折り紙をつくるように楽しんで取り組むことができました。完成した紙コップはその中にポリ袋を敷き、その後のお食事会で提供された麦茶を入れて、実際に飲む体験もしました。
防災ワークショップの後は、こどもたちによるレジ打ちや飲料補充などお仕事体験をしました。普段は見ることが出来ない店舗の裏側に触れ、ファミリーマートの仕事を体験いただいたことで新しい発見が出来たようです。最後に、店舗のイートインスペースを活用してお食事会を開催し、参加者皆で食事をしながら交流を楽しみました。
●セーブ・ザ・チルドレンのスタッフの声
非常用持ち出し袋の中身を確認するという机上訓練だけでなく、その後に売り場に行って、足りないもの・必要なものを選ぶという体験と組み合わせたことで、実地訓練にもなりました。さらには、その後の「ファミマこども食堂」のプログラム、レジ打ちや商品陳列などのお仕事体験と組み合わさったことで、防災ワークショップと合わせて「楽しい体験」として印象に残してもらえたのではないかと考えております。
●参加した親御さま・おこさまの声
・レジ打ちや品出しなど、普段出来ないことを体験させていただいて、子どもたちもとても喜んでいました。防災ワークショップも、防災袋を見直すきっかけになり、子どもが防災に興味を持ってくれて良かったです。
・普段出来ない体験をさせて頂いて楽しかったです。
<開催概要>
(1)実施日時
2024年9月14日(土)10:00~12:00
(2)参加者
ファミリーマート店舗近隣にお住まいのおこさま(小学生まで)とそのご家族
(3)開催場所
ファミリーマート鐘ヶ淵駅前店(東京都墨田区)
(4)開催内容
①セーブ・ザ・チルドレン防災ワークショップ
緊急時の行動や備えを知るためのワークショップ
(非常用持ち出し袋の中身に触れ、災害時に必要な持ち出し品を考えるワーク、新聞紙でコップを作るワーク)
②ファミマこども食堂
オリエンテーション(自己紹介など)
こどもたちによる店舗でのお仕事体験(レジ打ち体験、商品陳列体験)
一緒にお食事会(メニュー例:おむすび、ファミチキ、サンドイッチ、飲み物など)
ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、地域に寄り添い、お客さま一人ひとりと家族のようにつながりながら、便利の先にある、なくてはならない場所を目指してまいります。
<ご参考>
2024年9月12日
■「ファミマこども食堂」で初の防災に関するワークショップ
こども支援専門の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」と共同で防災月間に合わせて開催
https://www.family.co.jp/sustainability/topics/2024/s2024912.html
「ファミマこども食堂」について
https://www.family.co.jp/sustainability/with-sustainability-story/story04.html
以上