聞き書き甲子園

  • 「聞き書き甲子園」は、日本全国の高校生が森や海・川の名手・名人を訪ね、知恵や技術、人生そのものを「聞き書き」し、記録する活動です。
    ※森や海・川の名手・名人:きこりや造林手、炭焼き、漁師や海女、船大工など、森や海・川に関わる分野で様々な経験や技術を先人たちから受け継いでいる人。

    「木の実や山菜、キノコを採る。木を使って器を作り、家を建てる。木の繊維で布を織り、木や薪を炭にして燃料とする…」。古来、日本人は森を育て、森の恵みを得るなかで、自然と共生し、持続的に暮らす知恵や技を培ってきました。しかし、1960年代の高度経済成長を経て、その暮らしは大きく様変わりしました。
    私たちの暮らしは森ではなく、石油をはじめとする地下資源に、その多くを依存するようになりました。
    その結果、地球温暖化など、新たな環境問題も生じています。こうしたなか、森とともに生きてきた伝統的な暮らしのなかにこそ、これからの持続可能な社会を考えるヒントがあるのではないかという趣旨で2002年から「森の"聞き書き甲子園"」が始まりました。 2011年度からは、海・川の名人への聞き書きを行う「海・川の"聞き書き甲子園"」も始まりました。

  • 聞き書き甲子園とは の画像01

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