ごあいさつ

2018年11月、約2年3ヶ月という短期間で「ファミリーマート」と「サークルK・ サンクス」のブランド統合が完了し、国内約16,500の店舗基盤が整いました。

近年、小売業界を取り巻く環境は少子高齢化の進行、ライフスタイルの変化と価値観の多様化、急速なデジタル技術の進展など、大きく変化し続けています。今後、一層の経営環境の変化に対し、この店舗基盤を最大限に活かし、ファミリーマートブランドをより強固なものにするとともに、安全・安心な食の提供や環境問題への対応等、企業の社会的責任についてもさらに強化してまいります。

今年度は“4つの挑戦"として「加盟店支援の強化」「店舗収益力の強化」「デジタル推進」「株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスとの協業推進」を掲げています。加盟店との信頼関係をより強固なものにするとともに、より魅力的なチェーンへと変革していく施策で、スピード感を持って推進しております。

最優先事項である「加盟店支援の強化」については、深刻化する人手不足への対策として、店舗運営の効率化に向けた新規什器を中心に約250億円の設備投資を実行するとともに、店舗スタッフ派遣サポートなど加盟店向け制度の充実や加盟店とのコミュニケーション強化に努めております。また、うなぎやクリスマスケーキ、恵方巻などの季節商材を完全予約制に移行し、食品ロスの削減や加盟店収益の改善に大きな効果が出ています。

さらに、中食を中心とした商品の品質・魅力向上、出店についても、ビルド&スクラップ(B&S)や改装など、店舗投資の85%を既存店舗に振り向け、「店舗収益力の強化」につなげてまいります。

2019年7月には、独自のスマートフォンアプリ「ファミペイ」のサービスを開始しました。1日約1,500万人、年間延べ55億人のお客さまとのリアルな接点を活かし、オープン戦略に基づく多様なキャッシュレス決済やマルチポイント化でお客さまの来店動機を拡大すると同時に、金融、広告・マーケティングなどの新規事業、デジタル対応を通じた店舗運営の次世代化などにも挑戦していきます。

2019年9月1日、ユニー・ファミリーマートホールディングス株式会社と株式会社ファミリーマートは合併し、合併後の社名を「株式会社ファミリーマート」に変更、新生ファミリーマートとしての新たな一歩を踏み出しました。

そして、コーポレートメッセージである「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、私たちの果たすべき役割をより明確にするために、基本理念の改定を行いました。

社名にある「ファミリー」は、私たちとお客さまや加盟店、取引先の皆さまなど全てのステークホルダーを結ぶ、大切な絆です。

それぞれの地域でお客さまに"家族"のように寄り添いながら、地域社会に貢献する。そのような魅力ある企業を目指して、全力で取り組んでまいります。

代表取締役社長

澤田 貴司

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