｜新たな取り組み
電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」
2020年10月より電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」のファミリーマート店舗へのポート設置を始め、2022年4月には、同サービスを展開する株式会社Luupと資本業務提携契約を締結。ポート設置とマーケティング面での連携をはじめとした全面的な協業を開始し、2023年10月現在、東京都、神奈川県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県の約100店舗に設置しています。
「電動キックボード」普及の風に乗り、
店舗と地域の利便性向上へ
地域の利便性向上、ライフスタイルの変更にいち早く貢献
ファミリーマートでは、店舗を拠点に「地域の利便性をさらに向上させたい」という想いから2016年6月より店舗駐車場を活用した「シェアサイクル」のポート設置に取り組んでいます。自転車は、CO2を排出しない、環境にやさしい移動手段であることはもちろん、交通課題の解決や観光促進としても期待されており、各地方自治体でも導入が進められています。
一方、欧米諸国では同様の取り組みとして「電動キックボード」のシェアリングサービスが普及。自転車のようにペダルをこぐ必要がなく、立ったまま乗ることができる利便性の高さが評価されています。日本においても、この「電動キックボード」の普及が進んでいくと考え、ライフスタイルの変容にいち早く対応するため、2020年10月より「LUUP」のポート設置を開始。2022年4月には株式会社Luupとの資本業務提携契約を締結することで、ポート設置を拡大しています。
「LUUP」とともに“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”
株式会社Luupは、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”をミッションに、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を展開しており、特に電動キックボードのシェアリング事業者としては国内の9割以上のシェアを占めています（※）。
ファミリーマートでは設置開始から約3年経ちますが、若年層を中心に公共交通機関の代替としてのご利用が多くみられ、「あってよかった」「便利になった」等のお声がありました。また、加盟店にとっても、設置に伴う手数料収入が得られること、来店客数の増加がみられることから好意的な評価をいただいており、ミッション達成に向けた確かな手ごたえを感じています。
※マイクロモビリティ推進協議会加入事業者の新事業特例制度下での電動キックボード走行実績（令和3年度 第3回車両安全対策検討会（2022.03.14）電動キックボード実証実験の結果概要及び安全対策）より https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001609949.pdf
安心・安全な利用に貢献。お客さまと、コンビに
2023年7月には道路交通法（道交法）改正に伴い、16歳以上であれば運転免許が不要になる等、利用促進の“追い風”を感じています。一方、「電動キックボード」の利用経験がなく、安全面への不安を感じる方も少なくないのが現状。そこで、8月には安心・安全な利用に貢献していくため、豊玉中三丁目店（東京都練馬区）のファミリーマートの店舗敷地内にて「電動キックボード」の安全運転講習会を実施しました。設置数拡大とともに利用しやすい環境を整えていくことで、一人でも多くのお客さまにご利用いただけるようにし、一人ひとりのお客さまと、コンビに、なっていきたいです。
※掲載内容はすべて2023年10月取材時点の情報です。
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