株式会社ファミリーマートは、岩手県大船渡市立末崎中学校の1年生と2年生45名を対象に、2024年8月27日(火)同校において「わかめ販売指導授業」を実施しました。東日本大震災以降から13年間、同校では地元産わかめの育成から販売までを行う体験型の総合学習を毎年開催してきましたが、2025年4月に大船渡市立大船渡中学校との統合を控えていることから末崎中学校としての「わかめ販売指導授業」は、13回目の今年度が最後となりました。
地元産わかめを用いた末崎中学校の総合授業はまさに地産地消、地域貢献の一環である素晴らしい活動です。「あなたと、コンビに、ファミリーマート」をコーポレートメッセージに掲げる私たちだからこそ、この総合学習が皆さんの良い思い出や経験になるよう全力で授業をさせていただきます。この末崎中学校の伝統活動にファミリーマートが携われたことは本当にうれしく感じています。
本授業は、同校近隣で店舗を構えるファミリーマート高田米崎町店の菅野店長とともに、進行しました。盛岡市内で行われる"わかめの販売会"に向け、接客や手書きPOP(販促物)の作り方、商品の陳列方法のポイントなどを学び、接客や笑顔の作り方の練習、お客さまにアピールできるPOPの作り方を学ぶ実習(ワーク)などを行いました。
9月5日(木)には、盛岡駅付近と肴町商店街の2箇所において「わかめ販売会」を実施しました。販売開始前にできた大行列を目の当たりにした生徒達は緊張した様子でしたが、「わかめ販売指導授業」で学んだことを活かしながら、全員が笑顔でお客様を迎えることができました。心を込めて制作した販促物が色を添え、元気の良い声掛けが響き渡るなど、生徒の気持ちがお客様に伝わったことも功を奏し、用意した約700パックは開始1時間弱ですべて完売となりました。
●岩手県大船渡市立末崎中学校 熊谷 宗紀副校長
「わかめ販売会」当日は、授業で作成したPOPを店頭に飾り、活気に満ちたお店で生き生きとお客様の質問や問いかけにも丁寧に対応しました。販売するときに大切だと授業で教えていただいた "気持ち"を伝えながら、生徒自らが種付け、芯抜きしたわかめを販売することができ、完売後の生徒は安堵感と自信に満ち溢れていました。これも本校の総合学習を13年の長きにわたってお支え頂いたファミリーマートのおかげです。ありがとうございました。
●岩手県大船渡市立末崎中学校 生徒の皆様
・笑顔で挨拶することが大事と授業で教えてもらい、それを活かせたので良かったです。
・養殖する人や販売する人の大変さを知ることが出来たので、感謝して生活したいです。
・総合学習で学んだ働く上での苦労や大切なことを思い出しながら、これからの生活や進路に活 かしていきたいです。
●ファミリーマート高田米崎町店 菅野店長(画像より右側)
末崎中学校の総合学習はわかめの養殖から販売までの過程を体感する素晴らしいプログラムで、生徒の皆さんの将来にもきっと役立つと思います。13年間続いた「わかめ販売指導授業」も今年が最後となり、生徒の皆さんだけでなく、ファミリーマートにも意味ある授業だったと感じています。また、このような取り組みがあれば積極的に参加し、地域とのつながりを深めていきたいです。
ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、地域に寄り添い、お客さま一人ひとりと家族のようにつながりながら、便利の先にある、なくてはならない場所を目指してまいります。
<参考情報>
2024年8月22日
■震災復興支援として12年間継続した「わかめ販売指導授業」
大船渡市立末崎中学校として最後の授業を開催
地元の名産を広めるノウハウを指導し、地域に貢献
https://www.family.co.jp/sustainability/topics/2024/s20240822.html
以上