2024年11月28日(木)、現在全国のファミリーマートにあるマルチコピー機「ファミマプリント」で発売中の「鳥取県障がい者アート」の取り組みを報告するため、鳥取県庁に平井伸治知事を表敬訪問しました。
当日はファミリーマートの関係者のほか、シールの原画を考えた障がいのある方や、取り組みを一緒に行う一般社団法人クッドクリエイターズの皆さんが参加しました。
平井知事からは、「芸術にハンディの有無はなく、作品をきっかけに、障がい者の活躍の場が一気に全国へと広がる事を期待したい」とコメントがありました。
今回の取り組みは、鳥取県に住む障がいのある方が描いた原画をもとに作成したシール紙を、全国約16,300店のファミリーマートにあるマルチコピー機で販売するものです。アート活動を行う障がいのある方と山陰地方のデザイナーの連携を支援する一般社団法人クッドクリエイターズが実際のデザインを仕上げました。
シール紙は、鳥取県内6施設18人のアイデアをもとに全部で12種類あり、それぞれ550円(税込)です。2025年1月末まで販売する予定で、売上の一部は、原画を作成した方に還元されます。
原画を考えた方の一人、鹿野第二かちみ園の梅田佳輝さんは、「見るのが好きなバスを描いた」と作品への想いを知事にお話しされました。
一般社団法人クッドクリエイターズの遠藤亨さんからは、プロジェクトの詳細や今後の展開について説明があり、「この取り組みをさらに広げていきたい」と意気込みが語られました。
ファミリーマート中国リージョン部長古口孝志は、「今後も鳥取県と連携し、障がいのある方が活躍する社会づくりの一助につなげたい」と結びました。
ファミリーマートは2012年から鳥取県と連携し、障がいのある方が暮らしやすい地域社会(共生社会)の実現を目指した取り組みを進めています。
これまでに鳥取県が行う「あいサポート運動」や「認知症サポーター」への参加を通して、障がいのある方や認知症の方への理解を深め、サポートを続けてきました。
2024年には、鳥取県の手話パフォーマンス甲子園にも協賛し、手話を通して誰もが活躍できる社会の実現を応援しました。同年には、認知症の方に安心して買い物を楽しんでいただける「スローショッピング」の取り組みなども行っています。
これらの活動を通じて培ってきた経験と、鳥取県が推進する障がい者活躍の取り組みへの共感から、今回の「鳥取県障がい者アート」×「ファミマプリント」という新しい取り組みが生まれました。今回の取り組みを通じて、障がいのある方が全国で活躍できる機会の拡大に貢献できればと思います。
※画像はイメージです
●種類・サイズ等
・全12種類。お好きなデザインをお選びいただけます。
・サイズは、各127mm×127mm
・シール紙スクエア
●販売期間
・2024年11月1日(金)10時から2025年1月31日(金)まで
●価格
・各550円(税込)
※本商品は標準税率(10%)対象商品です
●販売店舗
・全国のファミリーマート
※取扱いは一部店舗を除く
以上