あなたと、コンビに、FamilyMart

すべての人が自分らしく活躍できる社会を目指しファミリーマートができること with Sustainability!

#仲間になろうが合言葉
ファミリーマートのレインボーアクション

ファミリーマートは「『like Family』多様性をちからに。誰もが活き活きかがやく未来へ。」をミッションに、ダイバーシティ&インクルージョンの取り組みを推進しています。LGBTQに関しては、すべての人が自分らしく活躍できる社会を目指して、まずは社員一人ひとりが多様性について理解を深め、互いを尊重できるよう「正しい知識と理解醸成」と「安心・安全な場作り」の2つの主軸に加え、#仲間になろうを合言葉に様々なレインボーアクションを起こしています。

ACTION1「正しい知識と理解醸成」でALLYを増やす

ALLYとはLGBTQなど性的マイノリティの方々への理解や支援の意思を表明する人のことです。LGBTQへの理解をはじめ、日本や世界で起こっている状況、ALLYとして必要なことなどを分かりやすくまとめた基礎知識動画やハンドブックなどを配信し、まずは社員一人ひとりが多様であることを知り、LGBTQを正しく知ることにつなげています。2021年より、PRIDE MONTHである6月は、月間を通して情報配信やイベントを開催するほか、年間を通じて他企業との合同イベントも実施し、業界の垣根を超え、LGBTQへの理解促進、ALLYの輪を広げていけるよう取り組んでいます。

ハンドブックの表紙画像
基礎動画のサムネイル画像
林 真伸さんの写真

SDGsの分野における連携・協力事業を推進する

VOICE

コカ・コーラボトラーズ ジャパン株式会社
人材&組織開発部 DE&I課 
林 真伸さん

コカ・コーラ ボトラーズジャパングループは、ファミリーマートとの協働により、多様性と包摂性を拡大する重要な機会を得ています。私たちの共同イベントは、異なる背景を持つ人々が互いに理解し合い、すべての人が自分らしく輝ける社会を実現するための一歩と捉えています。私たちの取り組みが、より公平で包括的な未来を築くための助けとなることを願っています。これからも共にLGBTQ+の理解推進を含め、様々な点で連携し続けていければ幸いです。

ACTION2ALLYの輪を広げ「安心・安全な場作り」

2020年に、ファミリーマートにおける ALLY の活動“FAMIMALLY(ファミマライ)”を発足し、2024年 6月現在で約1,500人が表明しています。月に一度開催する定例会では外部の有識者を招き、知識の共有や全国各地にいるFAMIMALLYメンバー同士でコミュニケーションを図るなど、横のつながりも大切にしています。ALLYの輪が広がることで、職場の心理的安全性を高め、気兼ねなく発言できる風土の醸成を目指しています。

東京レインボープライドのパレードの様子
屋成 和昭さんの写真

VOICE

株式会社アウト・ジャパン
代表取締役 
屋成 和昭さん

ファミリーマートがALLY活動を始めた2020年からご一緒していますが、LGBTQへの活動を継続するだけに留まらず、年を追うごとにバージョンアップさせる同社の姿勢は素晴らしいと感じています。定例会においても、FAMIMALLYの熱く、強い想いを感じることが多く、社内へも社外へもその輪を広めようとされていることが伝わります。消費者の日常にあるファミリーマートだからこそ、これからもLGBTQを発信し続けてもらえることを期待します。

FAMIMALLYメンバーの写真

VOICE

オペレーション本部 静岡・山梨リージョン
FAMIMALLYメンバー

他企業との合同イベントに参加し、「ALLYとして行動に起こす人もいれば、陰ながら応援する人もいる」という言葉が印象に残り、正しい知識の習得や理解を深めるための勉強会を主催するなど“特別なことではない、自分にできること”をモットーに活動しています。店舗で働くストアスタッフへもALLYを広げ、地域に根付くファミリーマートだからこそ出来ることを見つけながら、取り組みを進めていきたいです。

理解のある人が同じ環境にいる、自分は独りではない、仲間がいる、という安心感につなげるため、ALLYであることを見える化するALLYステッカーとALLYグッズを制作し、身に付けています。虹をモチーフに「ファミリーマートから、ALLYの輪が、太陽の光のようにどこまでも広がっていくように」という願いを込めて、デザインを決めました。

ALLYステッカーとALLYグッズのイメージ
A:性別・年齢などにとらわれず、大自然のように垣根のない環境をイメージし、壮大な海から太陽が昇るデザイン
B:ポップで明るいことを第一に、仲良く、積極的にコミュニケーションを取りたいという思いを込めてハートを象ったデザイン

ACTION3レインボー商品を通じて、お客さまとともに

全国に約16,300店舗ある規模を活かし、LGBTQについて知る・理解するきっかけ作りとして、性の多様性やLGBTQ支援を意味するレインボーカラー(6色)を、ファミリーマートの看板商品であるファミチキの袋などに展開し、2021年度より継続して取り組んでいます。売上の一部は、認定特定非営利活動法人ReBitへ寄付し、教育現場や学生・こどもたちに向け、学校での教育啓発など、LGBTQもありのままで大人になれる社会づくりのために活用されています。

※2024年に展開したレインボーデザイン。数量限定、無くなり次第終了。
VOICE

手に取ったお客さまの声

6色のレインボーがLGBTの象徴であることを、商品を通じて初めて知りました。身近にあるファミリーマートがこうした商品を展開することは、とても意義のある活動だと感じます。

VOICE

手に取ったお客さまの声

大好きなファミチキの袋がレインボーになっていて驚きました。不思議な気持ちだったけれど、同僚も同じレインボーの袋をもって、いつものランチタイムを過ごしていると幸せな気持ちになれました。

ファミマ学園 with ReBitの会場の様子

TOPICReBit との協働授業

売上の一部を活用し「ありのままの自分プロジェクトファミマ学園 with ReBit」を開催しました。講師によるLGBTQに関する基礎知識の講義やファミリーマートの取り組み事例の紹介などを行い、多様な性や、身近な人からカミングアウトを受けた際の対応について考えるグループワークを実施しました。

VOICE

認定特定非営利活動法人 ReBit

セクシャルマイノリティのこどもたちは、身近にロールモデルとなる大人がいないため、自分が大人になって生きていく姿をイメージすることが難しいと言われています。また「多様な性のあり方」が尊重される職場を知らないために、前向きな気持ちで進路選択や就職活動ができないといった状況もあります。ファミリーマートとの協働を通して、すべてのこどもたちがありのままの自分でいられるような進路の実現や働き方について、広く考えるきっかけを教育現場にお届けすることができました。

VOICE授業の受講生

  • 思い返してみると、自分も同性を好きになった経験があった気がします。でも、今回の話を聞いて「変なことじゃないんだ」と安心しました。(中学生)
  • 今回の授業であまり聞いたことがない言葉をたくさん知ることができてよかったです。自分のあたりまえを周りの人に押しつけないよう、発言などにも気をつけようと思いました。(中学生)
  • セクシャルマイノリティの方の話を伺うことができたことで知識を深めることができました。受講して本当によかったです。(小学校 教員)

ACTION4あたりまえをファミリーマートから変えていく

ファミリ―マートは2022年7月より、同性パートナーがいる社員を対象に、法律上の婚姻関係にある社員と同様の社内制度や福利厚生が利用できるように制度を整えました。また、多様性を尊重し、色々な家族の在り方を考えたことから、2023年4月からファミリーマートへの加盟要件においても、すべての契約タイプで「事実婚」「同性パートナー」でも法律上の夫婦同様に加盟申込みが可能になっています。2023年7月には、日本における婚姻の平等(同性結婚の法制化)を求めるキャンペーン「Business for Marriage Equality」(※)に賛同する等、すべての人が自分らしく活躍できる社会への実現に向け、歩みを進めています。
(※)日本国内の婚姻の平等(同性婚の法制化)に賛同する企業を可視化するためのキャンペーン

illustration

企業名にもある「Family=家族」的な存在として、LGBTQへも寄り添う

ファミリーマートは地域密着の取り組みとして、2021年3月より愛知県岡崎市内のファミリーマートに「LGBT電話相談」の案内カードを設置しています。こうした活動も評価され、企業内でのLGBTQ+などの性的マイノリティに関する取り組みの評価指標「PRIDE指標2023」において、最高評価の「ゴールド」を4年連続受賞することができました。
これからも、地域に根差すファミリーマートができるレインボーアクションとして、どんなことが出来るかを考え、周囲に広げていきたいと考えています。合言葉は「#仲間になろう。」これからもLGBTQについて知る・理解するきっかけを作り、LGBTQの理解者・支援者であるALLYの輪を広げていきます。ファミリーマートが、すべての人が自分らしく活躍できる社会の一助となれば幸いです。

土濃塚 友李さんの写真

土濃塚 友李
株式会社ファミリーマート マーケティング本部 サステナビリティ推進部 CSR・ダイバーシティ推進グループ

「PRIDE指標2023」最高評価「ゴールド」のロゴ
  • この記事に記載された情報は、 2024年6月1日時点のものです。

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