ファミリーマートは、SDGsの要素を商品・サービス・店づくり等に反映させ、魅力あるものとしてお客様にご提供するため、社員一人ひとりがサステナビリティを自分ごと化する「with Sustainability!活動」を推進しています。
全社員が共通認識を持つことを目的に外部有識者を講師に迎え、「SDGsオンラインセミナー」を2022年から年2回継続して実施しています。
受講対象は、経営陣から4月入社の新入社員を含む全社員、その数は約5,300名に及び、eラーニング等を通じて、今社員が知るべきテーマを取り上げ、知識と理解を深めるようにしています。
また、最新のSDGsの動向やwith Sustainability!活動の進捗などを伝える「サステナ通信 with Sustainability!」を毎月、全社員に向け配信しているほか、環境やダイバーシティをトピックスとしたニュースも随時共有し、全社員がさまざまなSDGsに触れる機会を作っています。
ファミリーマートでは、社員がSDGsを体感・実感する機会を大切にしています。
新入社員全員が、障がいのある仲間が勤務する農場にて、ともに働きながら、障がいへの理解を深め、農業を体験するほか、社員からも希望者を募り、農場研修を実施しています。他にも店舗で、社員が車いすに乗ったり、アイマスクを着用したりすることで障がいのあるお客さまの目線で買い物をする体験会を開催しました。
実際に体験するからこその新たな気付きや深く考える機会を作りだし、自分ごととして取り組む社員を増やしています。
環境省が提唱する「環境月間」や「食品ロス削減月間」、LGBTQの権利やプライド(誇り)を祝い「プライド月間」に、社員がSDGsをもっと身近に「自分ごと化」し、自分の業務へ反映できるような参加型のイベントを企画・実施しています。
マイボトルやマイバッグの使用、てまえどりなど、もっとecoを意識し行動する社内企画「ファミマecoアクション」の開催や、LGBTQをテーマに社員同士がディスカッションするワークショップ、フードドライブを体験できる「体験!ファミマフードドライブ」などの企画を開催しています。
ファミリーマートでは、従業員に対するサステナビリティ意識調査を毎年行っています。2025年度の調査では、①「SDGs・サステナビリティの重要性を理解し、関心を持っている」との回答が98%、②「SDGs・サステナビリティの重要性を理解し、自身の業務へ反映し行動している」は90%、③「SDGs・サステナビリティの重要性を理解し、自身の業務へ反映し行動している」は90%となるなど、高い実績を示しています。