加盟検討から開店までの道のりと、経営について日本全国のオーナーにインタビュー。
アパレル販売スタッフを退職後、税理士を目指して会計事務所に転職しました。そこではクライアントである社長とお話しする機会が多く、様々な業界の「経営」を知れば知るほど、リスクを背負って大変な割に、実はそれほど儲からないビジネスも多いことに気づいたのです。
様々な数字を分析した結果、コンビニエンスストアはリスクが少なく独立できること、頑張ればその分リターンが得られることを知り、独立を決意。もともと私も妻も接客が好きだったので、コンビニであれば経営と接客、両方の喜びが得られるので、まさに一石二鳥でした。中でもファミリーマートを選んだのは、店舗経験を積んでから低資金で独立できる制度と、独自の人材育成システムSSTに魅力を感じたからです。
経営と接客、両面でやりがいを感じています。経営は、自分が目標に決めた数字を達成して利益ができたとき、接客は、老若男女様々なお客さまと昔からの知り合いのような関係を築けている点です。もともとは仙台出身で、独立にあたって石巻にきましたが、釣ってきた魚を持って来てくださる常連さんなど、気さくなお客さまが多く、ここに来て良かったと心から思っています。最近、近所に一軒家を建てたのですが、わざわざ回覧板で広報していただき(笑)、町内会でも歓迎されています。
会社員の頃は「つらい中に楽しみを見出す」のが仕事でしたが、自分で経営しているとこんなにも気持ちが変わるものかと驚いています。休みの日もお店に顔を出してお客さまと話がしたくて、ウズウズしてしまうくらい。30年以上生きてきて、「今が一番楽しい」と自信を持って言えます。
もともと複数店舗を経営するのが目標だったので、1店舗の時から、将来を見据えて資金を貯めてきました。その甲斐あってチャンスにも恵まれ、独立から1年半後に2店舗目、その1年後には3店舗目をオープン。現在は、4店舗目に向けて準備を進めています。将来的には自分の地元の仙台エリアにもお店を出すのが目標です。
今考えると、あのまま会社員でいたら、33歳で自分の家を持つなんて難しかったのではと思います。これも順調に店舗数を伸ばすことができ、経済的な余裕も生まれたからこそ。低資金で独立できて、収入的にも夢を持てる仕事。もちろん軽い気持ちで始めると苦労はあると思いますが、頑張る気持ちがあるのなら、早めに始めることを勧めたいですね。もし経営に悩むようなことがあれば、僕も相談に乗りますよ!
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