加盟検討から開店までの道のりと、経営について日本全国のオーナーにインタビュー。
私は元不動産会社勤務、妻はマーケティング会社はで販売をしていました。雇われる側だとどうしても不満を感じることもあり、「従業員が働きやすい会社を作りたい」という想いを持ち、30代半ばで独立を決意しました。夫婦で働きたかったこと、アルバイト経験があったこと、ハイリスクは追えないことから、興味を持ったのがコンビニエンスストアです。
中でもファミリーマートを選んだのは、未経験から複数店経営に挑戦しやすい制度や風土があること。それと、開発の担当者の方が定期的に新しい物件情報を送ってくれて、その情熱に感化されたのも大きかったかもしれません。一緒にやっていくなら、やはりやる気や将来性を感じられる会社がいいですから。開業以来、順調に事業拡大ができている今、その選択は間違ってなかったと感じています。
独立当初は大変な時期もありましたが、スーパーバイザーや本部の手厚いサポートもあり、半年後には少し余裕を感じるようになりました。余裕ができたタイミングで次の店舗に挑戦してきた結果、6店舗にまで拡大。各店舗ともに店長に任せられる状態ができているので、夫婦で年3回は旅行を楽しんでおり、先日は従業員も連れて熱海旅行へ。普段も夕飯は家で食べて、週1日はしっかり休みが取れる環境になっています。
コンビニエンスストアが増えている今、お店の個性で選ばれることが重要だと私たちは考えています。その点、ファミリーマートは、お店ごとに品揃えや売り場づくりを工夫したり、地域専用のゴンドラが作れたりと、柔軟性の高い店舗経営ができるのが魅力。私たちの6店舗も、それぞれ独自の色を持っており、それがまた経営の面白さでもあります。
将来的には10店舗を目指したいと思っています。複数店経営を成功させるために、何より大切なのは「人」。人材育成でこだわっているのは、それぞれの長所を伸ばすこと、そして直接お客さまと接するスタッフの意見を積極的に吸い上げて形にしていくこと。あと、一番大切なのは、私たち夫婦が楽しんで仕事をしている姿を見せることだと思います。大変そうな姿を見せていたら、「店長になりたい」という人は誰も出てこないと思うんです。
今では店長として30代から50代の主婦まで活躍。3店舗の時に法人化して、社員は6名にまで増えました。いいスタッフが育てば、お客さまも自然とついてくるもの。これだけ事業が拡大できたのも、人に恵まれたからこそだと思っています。これからも従業員に「ここで働けてよかった」と思ってもらえる会社でありたいですね。
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