加盟検討から開店までの道のりと、経営について日本全国のオーナーにインタビュー。
飲食チェーンの準社員として9年勤務。アシスタントマネージャーや接客の仕事は好きでしたが、全国展開の会社だったため、ある時、東京に行ってほしいと転勤の辞令を受けました。もともと地元長崎で暮らしたいという想いが強かったことから退職を決意。接客の仕事を続けたいと選んだのが、学生時代にアルバイトをしていて楽しかったファミリーマートです。
当初はアルバイトとして働いていましたが、直営店店長として経営を学び、独立もできる制度があると知りました。コンビニの仕事にやりがいを感じており、経営者として自分の理想とする店を作りたいという想いが芽生えていたこともあり、独立を決意。家族の賛成を得るのに少し時間がかかりましたが、ついに2018年夏に独立を果たしました。
私の店舗は、道路を挟んだ目の前に競合店舗があります。むしろライバルが身近にいる方がいい刺激になりますし、「もっと工夫しよう」と思えるので、私は敢えてこの立地を選びました。競合店舗の店長さんとはよく話す仲ではあるのですが、お互いに内心は「負けないぞ」という気持ちを持っています。
店舗運営の工夫にも力が入り、スーパーバイザーとも相談しながら、マーケティングによる商品発注やストアスタッフの育成はもちろん、季節商品や新商品の展開、店内の飾り付け、お客さまへの声かけ、近隣企業への営業活動なども積極的に行っています。自分で工夫した結果が、きちんと自分に返ってくるのが、この仕事の面白さだと思います。
私が低資金での独立を実現でき、不安なくスタートできたのは「嘱託店長加盟支援制度」のおかげ。さらに私の場合は勤務していた直営店を引き継ぎ、経験豊富なストアスタッフがそのまま働いてくれたので、オープン時から安定稼働させながら、自分なりの工夫を加え、さらに客数や売上を伸ばすことができました。
こうした安定稼働のおかげで、普段は19時に店舗を出て、毎週しっかりお休みを取るなど、家族との時間も大切にできています。今は子供が1歳なので、毎日お風呂に入れるのも日課です。いずれは妻や両親など家族で協力しての複数店経営を目指していますが、その前に今の店の売上をさらに伸ばし、ライバルにも勝つことが目標です!
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