加盟検討から開店までの道のりと、経営について日本全国のオーナーにインタビュー。
スーパーでレジとバイヤーを6年ほど経験し、結婚を機に退職。しばらくは専業主婦をしていましたは、じっとしていられない性格で、週3日だけ近所のファミリーマートでアルバイトを始めました。目標に向かって頑張るのが好きで、前職でも女性初のバイヤーを任されましたが、ファミリーマートでも翌年には店長を任されるように。
ある時、働いていたお店のオーナーが契約満了で辞めることになり、「中島さん、オーナーになってみない?」と声をかけられたのです。最初は迷いもありましたが、思い切って独立を決意。この店がなくなったら困るお客様がたくさんいること、そして何よりもコンビニというちょうどいい規模感のお店でお客様と日々触れ合える仕事が楽しく、続けていきたいと思ったのが理由です。
一人での独立だったので、不安もありましたが、以前から働いていたストアスタッフや本部のサポートもあって、順調にスタートできました。オーナー経験はありませんが、あまり難しく考えず、「お客様だったら、どんなお店で買い物をしたいか」「スタッフとしてどんなお店で働きたいか」という視点を何よりも大切に店舗運営をしています。
オーナーになって面白さを感じているのは、自由に発注できること。私のお店は国道沿いで週末になると観光客が増えることもあり、おにぎりやお弁当など、平日の倍近い数を思い切って発注します。SVからは「よくそんな発注ができますね」と驚かれますが、毎回工夫して売り切るのが楽しい。もちろん時に予想が外れることもありますが…。雇用されていた時はオーナーに相談しながらやっていましたが、独立した今は全て自分の裁量でできるのがいいですね。
ファミリーマートでは、半期ごとのQSCアワードや季節商品のキャンペーンなどを社内で開催していて、これと決めたものは上位を狙うのが私のやり方。ストアスタッフも楽しみながら頑張ってくれますし、何百店舗あるエリアで1位を取れた時は本当に嬉しいですね。頑張った分、自分に返ってくるのもオーナーの良さだと思います。
人に恵まれて毎日が楽しく、こんな店がもう1店舗あるともっと楽しいかなと思い、2店舗目の開業も検討中。ただ、家族とは迷惑をかけない約束で独立を決めたので、家庭ともしっかり両立しながら取り組んでいます。私の場合、働く時間はメリハリをつけて、平日は夕方まで、土日は午前のみ。家族との時間も大切にしながら、これからもいいお店を作っていけたらと思っています。
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