加盟検討から開店までの道のりと、経営について日本全国のオーナーにインタビュー。
前職の金属加工メーカーでは副工場長として朝から晩まで働き、家族と顔を合わせることも滅多にない毎日でした。50歳の時、工場長にならないかと声を掛けてもらいましたが、子供も独立した今、自分が本当にやりたかった、社会や誰かの役に立っていることを心から実感できる仕事をしたいと思うようになったのです。
そんな時、近所で唯一あったコンビニの閉店に伴い、経営者募集の看板が出ていることを妻から聞きました。当初は、接客の仕事をずっと続けてきた妻の方がやる気でしたが、一緒に説明会で話を聞く中で、私も徐々に本気に。ゼロからのお店の立ち上げは素人には難しいですが、ファミリーマートの整ったシステムと支援制度により、安心して低資金で独立できるのが魅力でした。
私たちの街は山間部にあり、スーパーに行くのも車で30分以上。独立を決めたのも、このお店が無くなると困る人がいるからこそ。開業後は近所のお年寄りや通勤で通る方などから、「お店をやってくれてありがとう」という言葉をいただき、多くの人の役に立っている実感があります。
毎日「いってらっしゃい」と送り出し、「お帰りなさい」と迎える。そんな常連さんとの日々のやりとりが心から楽しいですし、会社員時代と比べても仕事でも時間的にも自由度が高くなり、精神的にずっと楽になりました。自分たちで考えて好きに経営ができる。その土台として、大きな失敗をしないような仕組みがしっかり整っているのも、ファミリーマートの経営システムの魅力だと思います。
開業時から複数店経営を視野に入れていたので、独立して1年経った頃に本部から「直営店を引き継いで2店舗目を始めませんか」と声を掛けられた時、チャレンジすることを決めました。今は妻が1号店、私が2号店を経営しています。特に2号店は、直営店の頃から働く頼れるストアスタッフも多いのが本当にありがたいですね。私自身は週2日休んで、うまくメリハリをつけて働けています。
今後は、スタッフや手伝ってくれている息子が成長してくれたら、もっと店舗数を増やしていくのが目標です。店舗が増えると、収入もアップするのはもちろん、人や商品の融通が利いて経営がしやすくなるのもメリット。さすがに副工場長の時の収入にはまだ及びませんが、店舗数を増やせば、さらに収入を伸ばせる余地はある。ファミリーマートは、廃棄ロスや水道光熱費などに対して水道光熱費助成金など開業後も資金面での支援が充実しているのも、とても助かっています。
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