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|サステナビリティの取り組み

ファミマ学園

ファミリーマートでは、「ファミマ学園」として、社員が学校に赴いて行う出前授業や、企業訪問の受け入れを行っています。主に小・中・高校を対象に「SDGs」や「キャリア教育」をテーマに楽しみながら学べる授業を実施しています。

地域に身近なファミリーマートだからこそできる
こどもたちが未来を考えるきっかけ作り。


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サステナビリティ推進部 CSR推進グループ 長岡 佳与(写真右/以下 長岡)竹内 シリモンコン 絢美(写真左/以下 竹内)

「ファミマ学園」が生まれた経緯を教えてください。

長岡:ファミリーマートの“社会への取り組み”の一つとして、出前授業や企業訪問の受け入れを行っています。2021年度には、ファミリーマートらしい親しみある名称を付けて、より多くの方に知っていただこうと出前授業・企業訪問の名称を社内公募し、小学生から高校生まで幅広い学年を対象にしていることが伝わる「ファミマ学園」が選ばれました。

竹内:実施回数は2020年度の約30件(受講人数:約2,000人)に対して2021年度が約70件(同:約5,000人)と、年々、右肩上がりで増えています。その理由の一つに、2020年代に入ってから小・中・高校で教育が推進されている「SDGs」をテーマにしていることがあると思います。

  • 「ファミマ学園」の様子。

  • 「SDGs」の授業はどのような内容ですか?

    長岡:SDGs17の目標に対して、ファミリーマートのサステナビリティ活動を伝えることを基本プログラムとしていますが、授業内容は一律でなく、例えばSDGsに深く関わる「LGBTQ」を盛り込むなど、学校さまのニーズや、その時々の社会的関心の高さを踏まえて、適宜、カスタマイズしています。

    竹内:「食品ロス」など、コンビニエンスストアの経営に深く関わる課題については、ファミリーマートの取り組みをご紹介するとともに、「自分が社員だったら、どのように解決するか?」を考えるワークショップも取り入れて、理解を深めていただいています。身近にあるファミリーマートだからこそ、授業でご紹介した取り組みを店舗に行って振り返っていただくことができ、色々な発見が得られるのも当社のプログラムならではだと思います。

 「キャリア教育」も、SDGsにつながるテーマですね。

竹内:近年、働くことの意義を学びながら、こどもたちが自分の将来について考えられるようにする「キャリア教育」が教育現場で推進されており、「ファミマ学園」がその一助になれば嬉しいです。
 

長岡:店舗で働く店長・ストアスタッフの仕事や、店舗の利益向上のためにコンサルティングを行うスーパーバイザー、店舗開発、商品開発などファミリーマート本部の仕事…。「ファミマ学園」では、こうした当社の多彩な仕事内容を紹介しながら、一部ワークショップも交えて楽しく学びます。そして、こどもたちがお客さまとしてファミリーマートに感じている価値と、それらの仕事内容を結び付けながら、「自分は将来、どのような仕事をしたいか」と、身近な視点で考えていただくことができます。

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「ファミマ学園」を実施していて印象的なことを教えてください。

竹内:最近は特別支援学校、海外の日本人学校、保育園等でも「ファミマ学園」を実施しました。様々な教育現場で先生方が「SDGs」の教育に情熱を注いでいる姿、そしてその情熱を、こどもたちが元気いっぱいに受け止めている姿を見て、感動しています。

長岡:授業の最後には質疑応答の時間を設けています。「質問がある人!」と投げかけると、ものすごい勢いで手をあげてくれるんです(笑)。質問の内容によっては、返答に困ることも。質疑応答は戦々恐々の時間ですが、こどもたちの「なぜ?」に答えるのが「ファミマ学園」の使命ですから、持てるすべての力を使って対応しています。

最後に、読者の方へメッセージを。

竹内:ファミリーマートを通じて、未来を担うこどもたちにSDGsや、自分の将来のことを考えてもらい、今日から何か行動に移すきっかけを得ていただけたら嬉しいです。

長岡:「ファミマ学園」を受講してくださる皆さんに限らず、ご来店してくださるお客さまにも、日々ファミリーマートをご利用いただく中で自然に、SDGsの取り組みを感じていただけたらと思います。皆さまにとって身近なファミリーマートだからこそ、分かりやすく、親しみやすくお伝えできることがある。その意義を意識しながら、これからもお客さまと共に、持続可能な社会に向けて歩んでいけるように取り組んでいきたいと思います。

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※掲載内容はすべて取材時点の情報です。

・画像はイメージです。

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