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2011年07月01日
社会・環境

石巻市立谷川小学校の児童と
「ありがとうの手紙コンテスト 特別授業」を開催

ファミリーマートは、東日本大震災で被災した子どもたちの学びと遊びを、中・長期にわたり官民連携で支援することを目的として文部科学省がオブザーバとして参加しているコンソーシアム「プロジェクト結(ゆい)」に賛同しています。その活動の一環として、「ありがとうの手紙コンテスト 特別授業」を、津波で甚大な被害を受けた石巻市立谷川小学校の生徒7名を対象とし、6月30日に実施しました。

谷川小学校は、明治6年に創立された牡鹿半島の中ほどに位置する伝統ある小学校。しかし、海抜10mに位置していたにも関わらず、3月11日に起きた震災による津波によって校舎は全壊しました。幸い全児童14名をはじめ先生方、職員の皆さんは無事避難しました。
その後、児童の半数は別の地域や街に移り住むこととなり、7名の児童が石巻市立大原小学校内の教室を借りて学校生活をおくっています。

谷川小学校が授業を再開するにあたり、ひとつの教室で複数学年の授業を実施するために、新しい黒板を希望したところ、これを知ったドイツの子どもたちから、黒板の購入資金として自分たちが集めたお金を使って欲しいという申し入れがありました。そうして学校にやってきた真新しい黒板を使って、全学年全校生徒が1つの教室で仲良く勉強しています。

今回は、ファミリーマートの岩崎浩マーケティング室長が講師となり、これまでに子どもたちが「ありがとう」と思った時のことや、手紙をもらった時の気持ちを発表したり、またドイツという国について勉強するなど、子どもたちとコミュニケーションを取る形で、楽しい雰囲気の中およそ50分の特別授業は進められました。

その後、黒板を贈ってくれたドイツの子どもたちに宛てて、言葉だけではなく絵も交え、それぞれの「ありがとう」の気持ちを、それぞれに表現した手紙を書いてもらいました。

この完成した手紙は、「プロジェクト結」を通じてドイツの子どもたちにお届けいたします。

【概要】
日時:2011年6月30日(木)13:20〜14:10
場所:宮城県 石巻市立谷川(やがわ)小学校 大原小学校内 
(谷川小学校は、被災後、同市立大原小学校内で授業を行っています。)
講師:株式会社ファミリーマートマーケティング室長 岩崎浩

ニュースリリース2011年

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