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ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト2019

文部科学省 後援事業

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2019年受賞作品を見る 応募総数40,130通の中から選ばれた!

年を追うごとに増える素晴らしい作品に、最終審査会では、頭を悩ませる場面も多々ありました。
二次審査を通過した105作品を5名の審査員の先生方が審査し、各ブロックの最優秀作品賞、審査員特別賞、学校・団体賞を決定しました。

審査員長/池上 彰氏

審査員長

池上 彰

ジャーナリスト

慶應大学経済学部卒業後、1973年NHK入局。報道記者や番組キャスターなどを務め、2005年に独立。

これまでの10回を振り返ると、ほほえましくこどもらしい手紙に心を動かされて、作品を選んでいることもありました。しかし今回は、応募総数が増えたこともあるのか、文章力が格段にあがっており、結果として観察力、表現力が見事な作品を選ぶことができたという手ごたえがありました。反面、優れた作品の中から入賞作品を選ばなくてはならないという悩みもあるのですが。読んでいて思わず涙が溢れ出てきそうになる心うたれる作品も多かったですね。次回も素晴らしい手紙に出会えることを楽しみにしています。

審査員/小峰 広一郎氏

審査員

小峰 広一郎

株式会社小峰書店 代表取締役社長

大学卒業後、出版関連会社に勤務、2018年より現職。1947年創立以来、子どもの本を専門に現在までに3,500点をこえる書籍を出版。総合的学習や調べ学習に役立つシリーズに意欲的に取り組み、第9回学校図書館出版賞・大賞を受賞した。

今回2回目の審査を務めさせていただきましたが、前回同様全ての作品からこどもたちが純粋な気持ちで精一杯生き、成長していることを感じ取ることができました。日常生活の何気ない出来事からも、改めて感謝の気持ちを手紙に表すことで、いろいろな気づきを得ていることがわかります。そして、その気づきは明るく前向きな気持ちにつながり、家族や友人など周りの人に幸せの輪が広がっていくのだなと、「ありがとうの手紙コンテスト」の意義を改めて感じた次第です。これからも「ありがとう」から始まる、たくさんの素晴らしい作品が生まれてくることを楽しみにしています。

審査員/野中 柊氏

審査員

野 中 柊

小説家、童話作家、日本ペンクラブ
「子どもの本委員会」メンバー

ニューヨーク州在住中の1991年「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説のほかにも、エッセイ、童話、絵本、翻訳など幅広い分野で執筆活動を行っている。

今回初めて、このコンテストの審査員を務めさせていただくことになり、こどもたちの手紙を読んで、その生き生きとした表現力に、私自身、作家として、とてもよい刺激を受けたように思っています。日々の事柄を見つめるまっすぐなまなざし、ユーモラスな想像力、大好きな人や物への素直な感謝の心、そして、伸びやかな文章に触れ、微笑ましく感じると同時に、気づかされたこと、学んだことが多々ありました。私も今、素敵な手紙を書いてくれたこどもたちに「ありがとう」の気持ちでいっぱいです。

審査員/廣嶋 玲子氏

審査員

廣 嶋 玲 子

児童文学作家、日本児童文学者協会所属

2006年「水妖の森」でジュニア冒険小説大賞を受賞しデビュー。2008年「あぐりこ」で児童文学ファンタジー大賞奨励賞を受賞。主な著作に「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズがある。

私にとって、今回初めての最終審査会となりました。こどもたちの手紙には、素直な気持ち、家庭の事情、日々の暮らしぶりなどがあふれていて、まるでさまざまな映画を見ているかのようでした。感動したり、ふきだしたり、文章力や工作としてのセンスに驚いたり。とにかく新鮮で、「次はどんな子がどんな思いで書いたのだろう?」と、わくわくしながら読み進めていきました。優しさに満ちた内容もたくさんあり、「ああ、日本って、まだまだ捨てたもんじゃない」と思えたことも、大きな喜びでした。手紙を送ってくれたこどもたち、本当にありがとう!!!

審査員/中出 邦弘

審査員

中 出 邦 弘

株式会社ファミリーマート
取締役専務執行役員

「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト」は、2019年度から文部科学省後援事業となりました。この場を借りて、10年の長きにわたりご協力いただきました先生方、保護者の皆様、そして審査員の先生方に御礼申し上げます。また、昨年を上回る40,130通の応募をいただいたことに関係者一同、心より感謝申し上げます。読ませていただいた作品の中には、自らが辛い思いをしながらもきちんと相手を思いやり、感謝の気持ちを伝えている手紙があり、このような豊かな感性を持つ子どもたちにあたたかい手を差し伸べたい気持ちがわきあがった次第です。ファミリーマートでは昨年より「ファミマこども食堂」を各地で開催しています。地域のこどもたちのコミュニケーションの機会を設け、本コンテストとともに広げ、こどもたちが素直に「ありがとう」と言える環境をつくるお手伝いを社会的使命をもって取り組んで参りたいと考えております。次年度もよろしくお願いいたします。

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