あなたと、コンビに、FamilyMart

2004年02月23日
サービス

ファミリーマートにおいて
店頭ロッカーを用いた不在宅配物の再配達サービスを開始

株式会社ファミリーマート(本社:東京都豊島区/代表取締役社長:上田準二)は、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:丹羽宇一郎)と共同で、ファミリーマート店舗の店頭に設置するロッカーを用いた不在宅配物再配達サービスを実験的に行うことを決定いたしました。宅配便事業者およびロッカーメーカーの協力を得て2004年2月25日(水)から約3ヶ月間の予定で、都内の3店舗において実験サービスを実施いたします。
 同サービスは、ヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区/取締役社長:山崎篤)ならびに佐川急便株式会社(本社:京都府京都市/代表取締役社長:真鍋邦夫)の2社の協力を得て展開いたします。

今回の実験サービスで使用する店頭ロッカーには株式会社エックス・キューブ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:山田正一朗)のロッカーを採用いたしました。同社のロッカーは、携帯電話の発番号通知機能を利用した認証システムにより扉の開錠・施錠を行うことを特徴としており、携帯電話をツールとして利用できる物流インフラとしての可能性に注目しています。

ファミリーマートは、今回の実験でコンビニエンスストアでの店頭ロッカーの有用性を確かめ、他の宅配便事業者とも同様の取組を検討するとともに、通販会社や行政サービス等との連携を図り、決済・物流の拠点としてのコンビニエンスストアの機能の拡張、ならびに来店客数と売上の向上を目指します。

また、本サービスの開始に伴いファミリーマートほか実験サービス参画企業は、今回の実験期間中に国土交通省が実施する、「コンビニにおける宅配便受取ロッカーサービス導入モデル調査」に協力いたします。この調査は、国土交通省の「女性の視点から見た交通サービスの展開や利用者の多様なニーズに応える利便性の高いサービスの普及促進」というテーマのもと、コンビニエンスストアに設置した店頭ロッカーを活用して、一人暮らしや共働き世帯が「いつでも」「安全な場所で」「簡単に」宅配便の荷物を受け取りできるサービスの導入にあたっての課題等を検討するものです。
以上

参考資料

1 「実験サービス概要」
2 「ファミマ宅配ロッカーサービス」利用の流れ
3 「女性の視点から見た交通サービスに関するアンケート調査」における宅配便受取ロッカーに関する意見

<参考資料1>

実験サービス概要

<参考資料2>

「ファミマ宅配ロッカーサービス」利用の流れ

(1)宅配便事業者 : 荷物配達で受取人が不在の場合、ファミリーマートでの受取ができるサービスのチラシを不在連絡票と共に郵便受に投函。
(2)受 取 人 : チラシに記載の利用約款に同意のうえ、ファミリーマートでの店頭ロッカーによる受取希望を管理業者コールセンターに連絡。 受取希望日を指定し、入荷通知用の携帯電話のメールアドレス及びロッカー開閉時の本人確認に利用する携帯電話番号等を登録。
(3)管理業者 : 受取人の店頭ロッカーによる受取の意思を宅配業者に伝達。
(4)宅配業者 : ファミリーマート設置の店頭ロッカーに入荷。
(5)ファミリーマート : 店頭ロッカーから入荷情報が管理業者に連動。
(6)管理業者 : 受取人の登録済み携帯電話のメールアドレスにEメールで入荷情報を通知。
(7)受 取 人 : 帰宅時等にファミリーマートに来店。
受取人の登録済み携帯電話で管理業者コールセンターの電話番号を鳴らし、コールセンター側で電話の発信番号通知機能を利用して本人確認後、店頭ロッカーの扉が開き、荷物受取完了。

<参考資料3>

「女性の視点から見た交通サービスに関するアンケート調査」における宅配便受取ロッカーに関する意見
平成14年1月に国土交通省は、「女性の視点から見た交通サービスの向上に関するアンケート調査」を首都圏で実施し、男女合わせて約5千人から回答を得た。

(1)宅配便の受け取りで一番多いと感じる事例

(2)駅やコンビニ等に宅配ロッカーが設置された場合の利用意向(自宅に宅配ロッカーがないという前提)

(3)宅配ロッカーが自宅以外のどこに設置されていれば便利か(2.で「利用する」と回答した方

詳しくは、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/15/150813_.html)上で、平成14年8月13日付報道発表資料「女性の視点から見た交通サービスについて」において参照可。

ニュースリリース2004年

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