2003年7月26日に発生した北部連続地震災害後の同年9月以降,株式会社ファミリーマートより,宮城県に対し、災害時の食料品等応急生活物資供給について協定締結の申し出を行い,協議を行ってきたところ,双方合意に至りましたので,2004年3月22日(月)に下記のとおり協定を締結いたしました。
記
1 協定の名称 災害時における応急生活物資供給等の協力に関する協定
2 協定の相手方 宮城県
3 協定の意義,目的等
・ 震災等大規模災害発生時の物資確保は,提供者も罹災している場合,必要な物資の確保ができない事態も想定され,事前の提供者の確保は多ければ多いほど非常時の選択肢が増えることとなる。
・ 宮城県の方針としても,これまでの備蓄在庫だけではなく,流通在庫確保の強化も今後の課題となっており,流通業との提携が求められていた。
・ ファミリーマートは,宮城県内に182店舗(2004年2月末日現在)を展開しており、広域にわたる災害時にもその物資調達及び物流機能の活用が期待できる。
・ 宮城県にとって,応急生活物資供給等の協力に関する協定の締結は,宮城県生活協同組合連合会と締結して以来,2例目となる。
・ 全国展開している流通業との協定締結は,宮城県として初めてのことである。
・ ファミリーマートでは,1996年4月1日付けで静岡県と同様の協定を締結しており,今回が2例目となる。
4 協定内容
(1) 物資の範囲(食料品,日用品,生活雑貨)
(2) 運搬・引渡し(ファミリーマートが実施)
(3) 費用(物資対価は県が負担,運搬費用はファミリーマートが負担)
以上