株式会社ファミリーマート(以下:ファミリーマート)、伊藤忠商事株式会社(以下:伊藤忠商事)、 AyalaグループとRustanグループの合弁会社SIAL CVS RETAILERS, INC.(以下:SIAL)の3社は、2012年11月5日(月)に、フィリピン共和国(以下:フィリピン)におけるファミリーマート店舗の展開について合弁契約を締結いたしました。
SIALは、フィリピン最大規模の財閥で金融・不動産・通信・電機・水処理など幅広い事業を手掛けるAyalaグループと、フィリピンを代表する小売グループであるRustanグループの共同出資により設立されました。
このように、ファミリーマートと伊藤忠商事は、フィリピンを代表するグループであり、フィリピン国内での絶大なる信頼を誇るAyalaグループとRustanグループと共同でファミリーマート事業に取り組むことで、Ayalaグループの持つ店舗物件情報や店舗開発に関する豊富なノウハウや、Rustanグループの持つフィリピン国内における小売業のノウハウなどを共有でき、よりフィリピン国内に根差した店舗運営と早期の店舗展開が実現できるものと考えております。
なお、12月には「Philippine FamilyMart. CVS, Inc.」(以下:PFM)を、ファミリーマート、伊藤忠商事、SIALの3社で設立することを予定しており、ファミリーマートとPFMでエリアフランチャイズ契約を締結後、PFMがフィリピンにおいてファミリーマート事業を展開してまいります。

ファミリーマートグループは、現在日本国内で9,100店、国外では7か国地域で12,260店、合計21,360店(※)を展開しております。東南アジアでは、タイ、ベトナム、インドネシアに次ぐ4カ国目の出店です。今後は、国内外で2015年度に25,000店、2020年度に40,000店の展開を目標としております。(※)2012年9月末現在
ファミリーマートはお客さまひとり一人と強く、深くつながり、「気軽にこころの豊かさ」を感じていただけるコンビニを目指して「ファミリーマートらしさ」を追求してまいります。
以上
社   名 	:Philippine FamilyMart CVS, Inc.
所 在 地 	:4th Floor ALCO Building, 391 Sen. Gil Puyat Avenue, Makati City, Philippines
代 表 者 	:Anthony T. Huang
資 本 金 	:277百万ペソ
事業概要	:フィリピンにおけるコンビニエンスストアチェーン事業経営
出資比率	:SIAL CVS RETAILERS, INC.(※)  	60%
       株式会社ファミリーマート       37%
       伊藤忠商事株式会社       	   3%

〔イメージ図〕

【Ayalaグループの概要】
設   立	:1834年
代 表 者	:Jamie Augusto Zobel de Ayala 
事業内容	:180年近い歴史を有するフィリピンを代表する財閥。金融・不動産・通信・電気・水処理など多岐にわたる事業を手掛ける。
【Ayala Land, Inc.の概要】
設   立	:1988年
代 表 者	:Antonino T. Aquino 
従業員数	:約1,300人
事業内容	:住宅、オフィス、ショッピングモール、ホテルなど多岐にわたる不動産開発・賃借事業を行うAyalaグループの中核企業。
【Rustanグループの概要】
設   立	:1951年
代 表 者	:Bienvenido Tantoco 
事業内容	:フィリピンを代表する小売グループのひとつで、百貨店・ハイパーマーケット・スー
	パーマーケット・専門店など多様なフォーマットを展開するとともに、コーヒーチェー
	ンの飲食業も手掛ける。
【Stores Specialists, Inc.の概要】
設   立	:1987年 
代 表 者	:Zenaida R. Tantoco
従業員数	:約2,600人
事業内容	:80以上の海外有名ブランドとライセンス契約を行い、フィリピン国内で300店舗を展開。取り扱いブランドは、欧州、米国、日本など多岐にわたる。
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