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2020年02月19日
企業情報

2030年及び2050年に向けた環境面での中長期目標
「ファミマecoビジョン2050」を策定!
~TCFDへの賛同も表明(気候関連財務情報開示タスクフォース)~

 株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:澤田貴司)は、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年及び2050年に向けた中長期目標として「ファミマecoビジョン」を策定いたしました。「ファミマecoビジョン」では、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき中長期的な数値目標を設定し、全社一丸となって目標達成に向けた取り組みを推進してまいります。

 

 さらに、気候変動に起因する社会変化へ対応していくため、TCFD「気候関連財務情報開示タスクフォース」(TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures)の提言に賛同いたしました。今後は、気候変動が事業にもたらすリスクや機会を分析するなど、より一層の情報開示を推進してまいります。

<ファミマecoビジョン2050概要>

◆「ファミマecoビジョン2050」を実現していくための重点施策として、以下の取り組みを推進します。

 

1.温室効果ガスの削減:店舗運営に伴うCO2排出量(1店舗当たり)

-省エネ型機器の導入により、店舗の電気使用量を抑制し、CO2排出の削減を進めます。

【数値目標】 2030年 40%削減、2050年 100%削減(2013年対比)

・CO2冷媒冷凍機、オール内蔵冷凍機の導入

・エネルギー管理システムの導入

・LEDの増強 等

加えて、仕入から配送、販売、廃棄等サプライチェーン全体の排出量を算出し、削減に向けた取り組みも進めてまいります。

 

2.プラスチック対策:オリジナル商品の環境配慮型包材・容器の使用割合 

-容器・包材に植物を原料にしたバイオマスプラスチックや再生PETを配合するなど、環境配慮型素材の使用を進めます。

【数値目標】 2030年 60%、2050年 100%

・弁当、冷し麺容器等へのバイオマス配合

・サラダ全品エコ容器化

・パスタ・サラダ容器のトップシール化

・サンドイッチ包材の薄肉化 等

尚、レジ袋等の用度品を含めた環境配慮型素材割合は2030年度までに70%の水準を目指します。

 

3.食品ロスの削減 

-商品の発注精度の向上や容器包装の改良等によるロングライフ化を進めることで、食品ロスの削減を推進します。尚、発生した食品廃棄物は、食品リサイクルループなどの取り組みにより資源の有効活用につなげてまいります。

【数値目標】 2030年 50%削減、2050年 80%削減(2018年対比)

・販売手法の刷新-うなぎ弁当やクリスマスケーキなどの季節商品の予約販売強化、レンジアップおでんの販売

・ 製造手法の刷新-中食のロングライフ化

・店舗設備の増強-冷凍食品の売場拡大

・発注精度の向上-廃棄率改善に向けた加盟店支援制度の拡充

以上

[参考情報]

当社のサステナビリティ活動全般については、「サステナビリティ報告書2019」をご参照ください。

https://www.family.co.jp/sustainability.html

 

【TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)について】

2015年に、主要国の中央銀行や金融規制当局などが参加する国際機関である金融安定理事会(FSB)により設立されたタスクフォースです。

気候変動がもたらすリスクおよび機会の財務的影響を把握し開示することを目的として、2017年6月に最終報告書として自主的な情報開示のあり方に関する提言を公表しています。

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