あなたと、コンビに、FamilyMart

2020年03月31日
企業情報

ファミリーマートの温室効果ガス削減目標が
「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」の認定を取得
~コンビニエンスストア業界で初めての認定~

 株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:澤田貴司)が設定した温室効果ガス削減目標が、このたびパリ協定の目指す「2℃目標」に対し、科学的根拠に基づいた「2℃を十分に下回る」目標として、コンビニエンスストア業界では初めて、「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」により認定されました。

 「SBTイニシアチブ」とは、国際NGOのCDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WFF(世界自然保護基金)による共同イニシアチブです。気候変動による世界の平均気温上昇を、産業革命前と比べ、最大でも2度未満に抑えるというパリ協定の目標に向けて、科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標(SBT)の設定を推進しております。

今回認定された温室効果ガス削減目標

■Scope1+2  :2030年までに2018年比で30%削減

■Scope3  :2030年までに2018年比で15%削減

(注)Scope1:自社での燃料使用による直接排出量

   Scope2:自社が購入した熱・電力の使用による間接排出量

   Scope3:Scope1、2を除く企業活動のサプライチェーンの排出量

   (当社の目標はカテゴリ1「購入した製品・サービス」が対象)

 ファミリーマートは、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年及び2050年に向けた中長期目標として「ファミマecoビジョン」を策定し、取り組みを推進しております。それに加え、このたび認定された目標達成に向け、サプライチェーン全体で温室効果ガスの削減を推進するため、全社一丸となって取り組んでまいります。

以上

【参考資料】 

<ファミマecoビジョン2050概要>

1.温室効果ガスの削減:店舗運営に伴うCO2排出量(1店舗当たり)

-省エネ型機器の導入により、店舗の電気使用量を抑制し、CO2排出の削減を進めます。

【数値目標】 2030年 40%削減、2050年 100%削減(2013年対比)

 

2.プラスチック対策:オリジナル商品の環境配慮型包材・容器の使用割合 

-容器・包材に植物を原料にしたバイオマスプラスチックや再生PETを配合するなど、環境配慮型素材の使用を進めます。

【数値目標】 2030年 60%、2050年 100%

尚、レジ袋等の用度品を含めた環境配慮型素材割合は2030年度までに70%の水準を目指します。

 

3.食品ロスの削減 

-商品の発注精度の向上や容器包装の改良等によるロングライフ化を進めることで、食品ロスの削減を推進します。尚、発生した食品廃棄物は、食品リサイクルループなどの取り組みにより資源の有効活用につなげてまいります。

【数値目標】 2030年 50%削減、2050年 80%削減(2018年対比)

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