【たまご】支持率は7割超え!
みんなの“好き”はやっぱり
「半熟・濃厚」だった。

オムライスのイメージ写真

日本の食卓に欠かせない「たまご」。
昨今のたまごの価格変動は、その消費行動にどのような変化をもたらしたのでしょうか。
今回は「たまご需要」の実態を分析してみました。

調査データ:2021年1月1日~2025年11月30日までの全国のファミリーマート店舗におけるID-POSデータ

「たまご」が主役のお弁当は5年で2倍に迫るシェアまで成長

ファミリーマートのお弁当全体のうち、「たまごが主役のお弁当」がどれくらいの割合を占めているか、過去5年の推移をグラフにしました。
2021年には9.1%ほどだったシェアは、ここ5年で右肩上がりに上昇を続けています。この勢いは衰えることなく、2025年には16.9%と、2021年と比べて2倍に迫るほど増加していることが分かりました。

「たまご」が主役のお弁当構成比の推移

2021/1~2025/11までに「たまご」がメインの弁当を集計

お弁当の販売数に占める「たまごが主役のお弁当」の割合を都道府県別に見たところ、東北・関西エリアにおけるたまごを主役としたお弁当の多さがうかがえます。
特にTOP3の山形・奈良・大阪は、おおよそ「お弁当5個に1個がたまごメイン」という結果でした。

2025年:都道府県別トップ5

順位 都道府県 たまご弁当の構成比
1 山形県 20.0%
2 奈良県 19.9%
3 大阪府 19.8%
4 群馬県 19.6%
5 秋田県 19.3%

※集計期間:2025/1~2025/11

TOP3の山形・奈良・大阪で人気の「たまごが主役のお弁当」は、なんと1位から3位まで全く同じラインナップでした。地域を問わず「オムライス」「天津飯」「ロースかつ丼」が不動の定番として愛されていることが分かります。

1位山形県

  1. 1.オムライス
  2. 2.天津飯
  3. 3.ロースかつ丼

2位奈良県

  1. 1.オムライス
  2. 2.天津飯
  3. 3.ロースかつ丼

3位大阪府

  1. 1.オムライス
  2. 2.天津飯
  3. 3.ロースかつ丼

ここからは一歩踏み込み、たまごに対する消費者意識や最近の動向について詳しく探っていきます。
価格高騰が続く中で、消費者の皆様はたまごという食材をどのように捉え、日々の食卓においてどのような期待を寄せているのでしょうか。

9割が「高くなった」と回答。たまご価格に対する消費者の実感

この1年間のたまごの価格変動について消費者の実感は非常に明確です。データによると、回答者の9割以上が「高くなった」または「少し高くなった」と回答しています。

この強い価格上昇の実感は、消費者の購買行動や、食卓における「たまご料理」の捉え方にどのような影響を与えているのでしょうか。次のセクションで深掘りしていきます。

最近のたまごの価格について

「高くなった」+「少し高くなった」で約92%!

たまご価格高騰に対する行動の変化

たまごの価格高騰は、消費者の食卓への向き合い方を大きく変えています。
価格が「高くなった」と感じた人(n=1,386)に意識や行動の変化を聞いたところ、最も多かったのは「たまごの価格を気にするようになった」(49.1%)で、約2人に1人が、たまごの値段を強く意識するようになっていました。

具体的な購買行動の変化についてTOP5の項目を見ると、約3割の回答者が「特売での購入」に切り替え、「購入頻度を減らした」人も約4分の1に上りました。このことから、たまごは「いつでも気軽に買う食材」から、「より計画的に購入する食材」へと位置づけが変わったことがうかがえます。

価格高騰による行動・意識の変化 トップ5

Q. たまごの価格が高くなったと感じることで、たまごに関するあなたの意識や行動に起きた変化をお選びください。

たまごを買うときは、10個入りパック

たまごのパックサイズについて消費者の選択は明確で、10個入りパックが圧倒的な「標準」でした。
アンケート結果では、回答者の82.1%が「10個入りパック」を選ぶと回答し、そのシェアの高さは他の選択肢を大きく引き離しています。これは、たまごが多くの家庭において、日々の食卓に欠かせない「常備品」として、依然として揺るぎない地位を保っていることを示唆しています。

興味深いのは、前問で「たまごを購入することが少なくなった」という価格高騰による行動変化が25.6%見られたにもかかわらず、購入する際は「コスパの良さ」を求めて大容量の10個入りを選ぶ傾向にあることです。

このデータは、価格高騰によって消費者が「特売日を狙い、一度に買う量は減らさない」という、より賢明で計画的な購買スタイルに移行していることを示していると言えるでしょう。

Q. たまごを購入する際、普段のあなたは何個入りのパックを選びますか?

国民食の裏付け!たまご・たまごを使った料理への好意度は98%

価格高騰を受けてもなおたまごを求め続ける背景には、消費者のたまごに対する「好き」という感情があることが推察されます。

アンケート結果によると、たまご・たまご料理を「好き」と回答した人が約75%、「どちらかというと好き」と回答した人が約23%となりました。
両者を合わせると、実に98%の人がたまご・たまご料理に好意的でありこの食材を愛していることがわかります。この圧倒的な好意度は、たまごが単に栄養源として優れているだけでなく、「美味しさ」「万能性」「安心感」といった、食文化全体における感情的な価値を持っていることも示唆しています。

高騰が実感される最中でのこの愛着・好感度の高さは、特筆すべき点と言えます。

Q. あなたは、たまご・たまご料理が好きですか?(n=1,500)

たまご料理は「素材そのまま」が最強?

たまご料理の人気をカテゴリ別に見ると、最も高い支持を集めたのは「素材系」(54.5%)でした。これは、玉子焼き、目玉焼き、ゆでたまごなど、手軽でシンプルな調理法を好む消費者が圧倒的に多いことを示しています。

次いで多くの支持を集めたのは「ごはん系」(38.4%)です。消費者は、凝ったたまご料理よりも、手軽にかつたまごの魅力をダイレクトに感じられる料理を求めていることがうかがえます。

あなたが一番好きなたまご料理のカテゴリはなんですか?

たまごが主役のごはん系2トップは「オムライス」と「かつ丼」

一番好きなごはん系のたまご料理は、「オムライス」が39.4%で1位でした。これに続く2位は「かつ丼」で30.4%となり、この2品だけで全体の約7割を占めていました。

洋食の定番であるオムライスと、ボリューム感の高いかつ丼が、多くの支持を集めていることが分かりました。

あなたが一番好きなたまご料理はなんですか?(ごはん系)

たまご料理は「半熟・濃厚」がトレンド

アンケートでたまご料理の食感と味わいの好みを調査したところ、以下の結果が得られました。

  • 食感は半熟と固め、どちらが好き? ⇒ 74.7%が半熟派
  • 味わいの好みは濃厚派?それとも淡泊派? ⇒ 87.2%が濃厚派

これらの結果から、「半熟」と「濃厚」という2つの要素が人気の秘訣であることが分かります。次にブレイクするたまご料理は、このトレンドを反映したものになる可能性が高いと言えそうです。

食感の好み

「半熟」好きは74.7%

※「どちらかというと半熟・固め」は「半熟・固め」に統一

味わいの好み

「濃厚」好きは87.2%

※「どちらかというと濃厚・淡泊」は「濃厚な味わい・淡白な味わい」に統一

たまごが主役のお弁当に求めることは・・?

-「手軽さ」と「ふわふわ&とろとろ食感」

最後に、コンビニのたまごを使ったお弁当について、求めることを聞いた所、1位は「手軽さ」、2位は「ふわとろな食感」、続いて「ボリューム感」が3位でした。コンビニで購入するたまごのお弁当についても、「とろりとしたたまごの食感を楽しみたい」という強いニーズがあることが分かりました。

【コンビニ】「たまご」が主役のお弁当こだわりポイント

※複数回答可

まとめ

たまごは長らく「物価の優等生」と言われてきましたが、
近年では「より価値を感じる食材」へとその立ち位置を変えつつあります。

しかし、時代が変わっても「オムライス」「かつ丼」などは国民食、定番としての地位は揺らぎません。
食材の価値が上がった今は、よりたまご感がしっかり楽しめるような、
濃厚な「半熟」と「贅沢感」を追求したスタイルが、支持されているのかもしれません。

【調査概要】

  • 調査期間:2025年12月5日~12月11日
  • 調査対象:全国の10代~60代以上のファミペイ会員
  • 有効回答数:1,500件
  • 調査方法:オンラインアンケート
  • 調査データ:全国のファミリーマート店舗におけるID-POSデータ

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