ENJOY YOUR LIFE ENJOY YOUR LIFE 多店舗経営と海外進出を目指して27歳と25歳の姉妹で切り盛り 多店舗経営と海外進出を目指して27歳と25歳の姉妹で切り盛り
溝淵春美さん/溝淵春代さん 溝淵春美さん/溝淵春代さん

溝淵春美さん/溝淵春代さん高松川部町店オーナー兼店長/高松川部町店マネジャー

10代からファミリーマートのオーナーを志した妹。
海外でのビジネスを目指し、経営を学ぶことを選んだ姉。

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平日のふたりのスケジュール。
春美さんは店舗勤務の他にデスクワークもこなす。
週に一回は夜勤も。
春代さんは春美さんとバトンタッチする形で店舗に入る。

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オーナーになるまで

「会社名にある〝ファミリー〞に魅力を感じて、オーナーになろうと志願しました。だから、他社は考えませんでした。ファミマで店舗経営をやりたかった」とは、妹でオーナー兼店長の溝淵春美さん、25歳。
「ファミマは海外展開しているコンビニエンスストアチェーン。日本で頑張って成果を挙げて、海外でも店舗を経営したい」とは、姉で妹の経営を手伝っている溝淵春代さん、27歳。
ふたりは、10歳と8歳のときに、生まれ育った中国のハルビンから家族で来日。今は姉妹で、香川県高松市のファミリーマート高松川部町店を切り盛りしている。市街からクルマで20分、阿波街道に面した交差点にあり、駐車スペースは24台分ある。コンビニ経営に最初に興味を持ったのは妹の春美さん。19歳のときだった。

他の大手コンビニエンスストアでアルバイトをしたのがきっかけです。親の世代やお年寄りが多い地域だったこともあり、近所の人たちにとてもかわいがっていただきました。お客さまとの触れ合いが楽しくて楽しくて、毎日働きたいと思いました」。オーナーになれば、毎日コンビニの仕事ができる。シンプルに考えた。「私たち中国人は家族をとても大切にします。だからファミマで、自分の家族と協力し合って経営したいと思いました。他のチェーンと違ってファミマだけが、若くしてオーナーになりたい自分に様々な提案をしてくれて、親身に相談にのってくれました」。それから24歳まで、春美さんは複数のファミリーマートでアルバイト。その後、直営店の店長として働き、店舗経営を学んだ。「立地や規模が違うと、売れる商品や忙しい時間帯もまったく違います。様々な店を体験することによって、オーナーになる準備をしました」

一方姉の春代さんは大阪の大学を卒業し、大手流通チェーンに就職していた。「中国でビジネスをしたいという夢があり、中国勤務を希望していたのに、ストレスを抱えながら働いていました。2年目には会社の本部でも話し合ったのに、勤務するエリアのスーパーバイザーに引き留められてしまって……」。生まれ育った中国でビジネスをするには、会社に所属するのではなく、経営する側にならなくてはいけないと考え始めた。そんな折、春美さんに高松川部町店のオーナーになるオファーがあり、春代さんもオープンから参加することを決めた。

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スタッフも、その家族も〝ファミリー〞

「妹は当初母と一緒に経営するつもりでした。それを姉妹経営に変更し、2018年11月に店をオープンさせました」。姉妹の性格は正反対。姉は堅実、妹はアグレッシブ。お互いに相手の個性を尊重し、役割分担や勤務時間も決めている。春代さんは昼に出勤して、夜も働き、発注する商品や数を決めている。春美さんは朝6時に出勤、昼に姉にバトンタッチする。人事採用、福利厚生が担当だ。深夜番の男性スタッフはいるが、週に1日は春美さんも夜勤を受け持つ。春代さんも春美さんも、1週間に1日以上は完全休をとっている

「無理のないシフトを組んでいます。オープン前に体験した店舗には、家族でなるべくシフトに入って人件費を抑えているケースもあれば、たくさんのスタッフを雇用して一人ひとりの負担を少なくしているケースもありました。それぞれの店のやり方や考え方があります。私たちは、余裕を持って、長く継続できるスケジュールを組むことにしました。コンビニなのに福利厚生?と不思議に感じられる方もいるようですが、私たちのスタッフも、その家族も含めてファミリーだと思っています。だから、できるだけケアして差し上げたい。そして、長く一緒に働きたい。2号店、3号店をオープンするときには、店舗運営をお任せしたいと思っています」

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溝淵さんの今

春美さんは〝家族〞〝ファミリー〞という言葉を頻繁に口にする。「家族の幸せがあるからこその仕事ですから。私も姉も、休みの日には親と過ごすようにしています。父は出不精ですが、母とはよくドライブに出かけています。昨年の夏は5日間休暇をもらって、母と弟と3人でクルマで旅をしました。富士山を眺めて、横浜中華街で食事をして、浅草を散策して、ディズニーランドで遊んで、帰路は大阪のユニバーサル・スタジオに寄ってきました。姉にはあきれられています(笑)」。休暇もきちんと確保し、余裕のある経営を意識し、10年後には7店舗まで増やす。それが春美さんのビジョンだという。「7店舗の経営が安定したら、姉の『中国でビジネスがしたい』という夢も応援できると思っています」

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趣味は家族での旅行。その思い出の写真をチェック。
春代さんと春美さんは別の日に休むので、
それぞれが母親とドライブに出かけている。
「家族はなによりも大切。だからファミリーマートという社名が大好きです」

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10年で7店舗に増やして、
海外でもファミマを経営したい

溝淵春代さん

生まれた国や海外でビジネスをやるのが10代からの夢。大学では英語も勉強してきた。前職では、希望がかなわず悔しい思いもした。「でも、今はファミマを成功させることに全力を注いでいます。妹と協力して日本で店舗数を増やしていって、40歳くらいに海外でファミマを経営してみたいです」

溝淵春美さん

「姉は海外志向が強いけれど、私は日本でのコンビニ経営をずっと続けていきたい」。両親や親戚も暮らしている香川県で店舗数を増やしたいのだそう。「10年で7店舗にするのが目標です。みんなに愛される、地域のお年寄りを手助けできるような、高松になくてはならない店に育てていけたらいいなあ」

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※掲載内容は取材当時

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姉妹で経営、家族での生活を大切に。充実したオーナーライフを送っている溝渕さん。 姉妹で経営、家族での生活を大切に。充実したオーナーライフを送っている溝渕さん。

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