本日開催いたしました取締役会において、2001年度下期組織および役員・部長人事を決定し、本年9月1日(土)より以下の通り組織変更と役員・部長人事を行いますのでお知らせいたします。
ファミリーマートは、2001年度を全ての加盟店の成長力確保に向けてコンビニエンスストアのフランチャイズ本部としての機能を一層強化し、21世紀においてもフランチャイズCVS企業として確固たる位置を確保するための初年度と位置づけております。
2001年度は、上記方針のもと、構造改革を推進し、チェーンオペレーションの質的転換と企業体質の徹底的な改革(意識改革、組織改革、制度改革、コスト改革、業務改革の5大改革)に取り組んでおります。この度の組織人事は、その改革のスピードを一層速め、確実なものとするための業務推進に向けた組織機能を一層強化するためものです。
ファミリーマートデマンドチェーン構築に向けた推進室の設置
2001年度から本格的に取り組んでいるDCRP(Demand Chain Restructuring Project)を確実なものとするため、DCM推進室を新設。具体的には、ファミリーマート本部を軸とした取引先との情報の共有・協働の取り組みによるデマンドチェーンの構築、そしてデマンドチェーン全体の最適化を実現するために、各本部各部門の連携・調整を図り、施策の提案・実行支援・施策実行の進捗管理を行う。
営業企画本部のスタッフ機能の明確化
商品統括の設置と商品ラインの一部再編
E-ビジネス事業統括の設置とE-Retail・サービス部の再編
営業企画本部の情報連携の強化を行い、商品の製造から店舗における展開、そしてSVに対する情報発信・指導までの一元管理体制の強化を図る。
顧客満足の最大化とマーケット変化を商品や売場に実現できるMD業務を構築するため、各商品部門を統括する機能を置く。また、商品・売場の競争力向上の為、売上の規模・商品特性に基づき商品部門の再編を行う。
商品・売場の競争力向上の為、各商品グループを売場のくくりに基づき、再編する。
ファミリーマートチェーン全体の収益性向上と最適なビジネスパッケージを構築するため、E-ビジネス事業全体を統括する機能を置く。また、ATM設置の推進や他企業カードの会員相互乗り入れ、そして今後拡大するであろうその他金融ビジネスの可能性について検討するため各グループを再編する。
情報システム開発のスピードアップと責任の明確化の為、システム開発部システム開発担当の再編
システム開発のスピードアップと開発責任の明確化を図るため、本部システム開発担当を管理業務関連のシステム開発を中心としたグループと営業企画関連及び店舗開発関連のシステム開発を中心としたグループに再編する。
ドミナント化の深耕を目的とした開発ラインの再編と新設
ドミナント化の深耕(各地域の人口流入地域である都市部への重点出店)を目的とした開発ラインの再編をする。