あなたと、コンビに、FamilyMart

2008年08月18日
社会・環境

CO2排出量を大幅に削減
「木造FP工法」をファミリーマートが導入

 株式会社ファミリーマート(本社:東京都豊島区)は、製造時や建設時のCO2排出量の削減とともに、開店後の電力使用量の削減も可能にした環境配慮型の新工法である「木造FP工法」(松本建工(株)の注文住宅向けFP工法を店舗用に改良)の採用を決定いたしました。 
 これまで2店舗で試験的に取組み、環境負荷、耐久性、コスト面等において検証した結果、本年9月以降の開店店舗より本格的に導入することにいたしました。なお、本工法が採用できるのはフリースタンド店舗のみになります。
 

■あらゆる段階でCO2排出量を大幅削減

 「木造FP工法」は、加工段階での手間やエネルギーが大幅に省けるため、従来の鉄骨造と比較して、製造時に発生するCO2排出量を約60%削減することができます。
 さらに同工法では、壁は高断熱・高気密のFPパネル、天井にはFP遮断パネル、サッシは樹脂とアルミの複合ペアガラスを使用するため、開店後の年間電気使用量およびCO2排出量についても従来店舗と比較して約15%の削減に繋がります。
 

■鋼材価格上昇にも対応

 従来のファミリーマート店舗は鉄骨造ですが、このたびの「木造FP工法」を採用することで、昨今の鋼材価格の大幅な上昇にも対応し、従来の鉄骨造の店舗と比較しておよそ15%〜20%の建築コスト削減も可能になります。
 

■工事期間の短縮が可能に

 「木造FP工法」の場合、基礎工事が鉄骨造と比較しておよそ2分の1の期間、建方・仕上げを合わせても、従来の40日間と比較して30日間と10日間の工期を短縮。また、軽量のために、比較的地盤が弱い地域においても比較的簡易に建築が可能になります。
 
 ファミリーマートでは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のスローガンのもと、より環境負荷の低い「エコ店舗」への取組みを進めてまいります。

以上

ニュースリリース2008年

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