ファミリーマート×ＪＴＢ法人東京
新たな事業開発に向けた「戦略的パートナーシップ」を締結
株式会社ファミリーマート（本社：東京都豊島区）と、株式会社ＪＴＢ法人東京（本社：東京都新宿区）は、２０１０年６月１日（火）に、両社の新たな事業開発に向けた「戦略的パートナーシップ」について合意いたしました。
全国４７都道府県及びアジアを中心とした世界６つの国・地域に１７,０００店以上の店舗（※）を展開するファミリーマートおよび国内外に広範なネットワークを持つＪＴＢグループの法人営業特化型事業会社のＪＴＢ法人東京は、両社の保有する資産・知見・技術・経験を提供し合い、相互に協力して事業開発を行います。これにより両社のブランド価値向上と潜在需要の開拓を図ります。
今回の合意の主たる目的は、両社がそれぞれ持つ顧客層の拡大です。ファミリーマートの２０歳代〜３０歳代を中心とした顧客層に対し、旅を切り口とした商品の販売や情報の提供によりＪＴＢへの誘客を図る一方、ＪＴＢグループの主要顧客層である中高年層へのコンビ二利用を誘引していきます。日常的な利用の多いコンビニエンスストアは、一方で非日常性の高い旅行に行った先でも利用するシーンが多くあり、いまや不可欠な存在になっています。日常でのコンビニ利用者に加え、旅行者（旅行に行く前や旅行中の利用を含む）の取り込みを更に図っていきます。
（※）ファミリーマートチェーン全店＋ａｍ／ｐｍチェーン全店
今回の「戦略的パートナーシップ」の骨子は、次の３点となります。
１．国内マーケティング
地域活性をコンセプトに、ファミリーマートとＪＴＢグループ相互の強みを活かし、店舗をはじめとした両社のインフラの活用により、県・地域・観光産業に携わる関係諸機関の協力を得ながら話題性を喚起していきます。
具体的には、地産地消や地産他消など幅広いテーマを基に、ＪＴＢグループ店舗とファミリーマート店舗での共同販促活動等も検討いたします。
第1弾として、６月１５日（火）から関東、東海地区のファミリーマートの店舗で、ＪＴＢの添乗員がおすすめする沖縄の特産品をモチーフにしたオリジナル商品などを販売する「沖縄フェア」を実施します。
２．海外マーケティング
ＪＴＢグループを利用して海外旅行をするお客様に、現地ファミリーマートの店舗ネットワークを活用した旅行情報や特典の提供などを今後検討していきます。また、現地のお客様に対して海外のファミリーマートを窓口として日本の観光情報の発信することなども検討してまいります。
３．その他
ファミリーマートは店舗をその情報発信の場として利用し、ＪＴＢはオリジナル性を持った旅行を企画するなど、それぞれの強みをいかした取組を進めていきたいと考えています。
両社では、非日常の代表である「旅」と、日常生活に密着した「コンビニエンスストア」とを融合させることで、国内だけではない世界規模（アジア中心）での両社のアライアンスを実現し、これまでには無かった数々のサービスをお客様に提供してまいります。
以上