2011年05月12日
企業情報

ファミリーマートがODS事業へ参入
「株式会社ライブ・ビューイング・ジャパン」を設立

株式会社ファミリーマート(本社:東京都豊島区/代表取締役社長:上田準二、以下ファミリーマート)、株式会社アミューズ(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:畠中達郎、以下アミューズ)、株式会社博報堂キャスティング&エンタテインメント(本社:東京都港区/代表取締役社長:村井良行、以下博報堂)、株式会社WOWOW(本社:東京都港区/代表取締役社長:和崎信哉、以下WOWOW)の4社は、音楽及び映像を映画館等に配信する合弁会社「株式会社ライブ・ビューイング・ジャパン」(以下LVJ)を、2011年6月1日(水)に設立することで合意に達しましたのでお知らせ致します。

■合弁会社設立の目的

日本の映画業界を取り巻く環境は、日本映画製作者連盟発表資料によると、2001年以降興行収入・入場者数はほぼ横ばいで推移している一方、総スクリーン数はシネコンの増加に伴い増加しています。そのような環境において、映画館のデジタル化が進んだこともあり、近年、映画作品以外のスポーツやコンサート中継などを衛星や光回線を介して上映するODS(Online Digital Source)が注目されています。

ファミリーマートでは、ODS事業のトライアルとしてアミューズが企画した、2010年12月8日に横浜アリーナで開催された宇多田ヒカルのコンサート「WILD LIFE」を全国63箇所の映画館で同時生中継した、『宇多田ヒカル WILD LIFE ライブ・ビューイング in シアター』のチケット販売などを実施し手ごたえを掴むことができました。

そこで、国内のコンサート・演劇・スポーツなどのエンターテインメントコンテンツを全国のデジタル映画館で上映することで、イベント会場来場者以外のファンにも楽しんでいただくことを目的に、様々なノウハウを有する関係各社と共にLVJを設立することにいたしました。

ファミリーマートは、日本全国47都道府県に約8,300店、およびアジアを中心とした海外に約9,500店、合計18,000店近い拠点を有しており、このたびのLVJ設立は、これらの店舗網を活用したチケットの販売等により、店舗集客力を高め、売上の向上に寄与するものと考えております。これを機に、エンターテインメント事業をファミリーマートの新たな収益の柱のひとつとして位置づけ今後も注力してまいります。

アーティストマネージメントやコンサート・舞台制作のノウハウを持つアミューズと世界約18,000店の店舗網と、チケット販売のノウハウを持つファミリーマート、国内外のコンテンツホルダーと幅広いネットワークを持つ博報堂キャスティング&エンタテインメント、エンターテインメント放送局として培った信頼性の高い中継・制作技術を持つWOWOWという出資各社の強みを活かし、魅力あるコンテンツを提供していくことで、ODS市場の拡大を目指し、積極的に事業を展開してまいります。
以上

■会社概要

会社名 : 株式会社ライブ・ビューイング・ジャパン
資本金 : 392,000,000円
資本構成 : アミューズ(47.5%)、ファミリーマート(42.5%)、
博報堂キャスティング&エンタテインメント (5.0%)、WOWOW(5.0%)
決算期 : 3月
所在地 : 東京都渋谷区桜丘町20番1号 
主な事業内容 : 映画館や劇場等へのコンサート、イベント、舞台などのエンターテインメントライブ及び映画やドラマ作品等収録物の企画、製作、配給、宣伝等
従業員数 : 10名(予定)
代表者 : 代表取締役社長 大里洋吉 (アミューズ 最高顧問 アミューズエデュテインメント 社長)
設立年月日 : 2011年6月1日(予定)

ニュースリリース2011年

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