2011年06月08日
企業情報

福島県川俣町と株式会社ファミリーマートが
「東日本大震災復興支援連携協定」締結
コミュニティの中心として仮設住宅の敷地内にファミリーマートを出店

株式会社ファミリーマート(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:上田準二)は、福島県川俣町(町長:古川道郎)と、東日本大震災で被災された住民の生活支援を目的に、2011年6月10日(金)10時から川俣町保健センターにて、「東日本大震災復興支援連携協定」を締結することとなりましたのでお知らせいたします。

■山木屋地区の商店主を迎えて仮設住宅敷地内で運営。スタッフの雇用も。

本協定締結にともない、計画的避難区域である同町山木屋地区の住民(約400名)が避難する仮設住宅地(福島県伊達郡川俣町大字東福沢字坊ノ入)の敷地内で、6月26日(日)にファミリーマートの臨時店舗を出店いたします。同店舗は、地元の雇用を支えること、また、仮設住宅の住民の方が少しでもなじみのある暮らしを取り戻せるよう、山木屋地区で商店を営む店主をファミリーマート社員として雇用し運営いたします。また、店舗で働くストアスタッフも、山木屋地区住民の方の中から採用します。なお、臨時店舗は仮設住宅が終了するまでの営業を予定しています。

■短期間で施工可能な“ユニット式仮設店舗”を採用

このたびは、約3週間の短期間、かつ低コストで施工できる“ユニット式仮設店舗”をファミリーマートでは初めて採用いたしました。“ユニット式仮設店舗”では、出店場所やマーケット状況にあわせて5坪単位で店舗設計を変更することができます。

■コミュニティの中心としてのファミリーマート。レンタカーサービスなども。

このたび出店する店舗は、地域コミュニティや仮設住宅に暮らす皆さまの生活の快適さに配慮し、コミュニティスペースの設置、レンタカーサービスの実施、また店舗に隣接した町営施設「談話室」内でのDVD及び本の無料貸出等、通常のファミリーマート店とはサービスや品揃えを大きく変更しています。仮設住宅にお住いの山木屋地区の皆さまの「つながり」の中心として、ファミリーマートを活用していただきたいと考えております。

【主な商品】
・主な取扱商品:ファーストフード、おむすび、お弁当等の“中食商品”、“菓子・加工食品”、
“生鮮食品”、“日用品”、“切手” 等
【サービス】
・「DVDや本の無料貸出」/・「レンタカーサービス」(計3台) 
・「コピーサービス」/・「コミュニティスペース」(8席分)の設置/
※商品・サービスは住民の皆さまの声を反映し、随時変更してまいります。

このように、ファミリーマートでは、同店を通してこれまでのコンビニエンスストアの概念を超えた様々な取組みを実施し、コミュニティの中心としての役割を担うファミリーマートとして住民の皆さまの生活をバックアップしてまいります。

以上

【東日本大震災復興支援連携協定書】(中略)

<目的>
川俣町とファミリーマートは緊密な連携を図り、仮設住宅へ入居される被災者の生活をファミリーマートが建設する仮設店舗を通じてより快適なものとすべく、貢献することを目的とする。

<連携事項>
川俣町とファミリーマートは、以下に掲げる支援について連携し協力する。
1.仮設住宅住民の衣・食・住における支援
2.仮設住宅住民の雇用支援
3.町の特産品の販売、特産品を使用したオリジナル商品の開発
川俣町とファミリーマートは定期的に協議を行うものとし、具体的な取組み内容、実施方法、及び投資負担金については、双方間で別途協議を行い取り決めるものとする。

<期間>
本協定の有効期間は、締結日より1年間とし、期間満了の1ヶ月前までに川俣町とファミリーマートにより書面による申し出がなければ、1年間更新するものとし、その後も同様に更新するものとする。

【出店店舗詳細】

1.出店場所
住所:福島県伊達郡川俣町大字東福沢字坊ノ入 (農村広場敷地内)  160棟
店名:ファミリーマート川俣町店

2.店舗の特徴
・店舗面積:約25坪(約84平方メートル)
・売場面積:約20坪(約67平方メートル)
・構造:ユニット工法
・取り扱い商品:おむすび、お弁当などの中食商品、生鮮食品、など、
・実施サービス:DVD・本の無料貸出サービス(DVD約80枚、本約400〜500冊)、レンタカーサービス(計3台)
・営業時間:7時00分〜20時00分(仮)

3.店舗イメージ

ニュースリリース2011年

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