株式会社ファミリーマート(本社:東京豊島区/社長執行役員:中山勇)は、2013年4月7日(日)に、フィリピン1号店となる「ファミリーマートGlorietta3(グロリエッタスリー)店」を開店いたします。同店の開店により、ファミリーマートが店舗を展開する国と地域は、日本を含め9つとなります。日本発祥のコンビニエンスストアとして、今後もアジアを中心したグローバルネットワークを拡充してまいります。
このたびファミリーマートがフィリピンに進出するにあたり、フィリピン最大規模の財閥で金融・不動産・通信・電機・水処理など幅広い事業を手掛けるAyalaグループと、フィリピンを代表する小売グループであるRustanグループの共同出資によるSIAL CVS RETAILERS, INC.、ファミリーマート、伊藤忠商事の3社でPhilippine FamilyMart CVS, Inc.を2012年11月に設立し、同社とエリアフランチャイズ契約を締結のもと、ファミリーマート事業を推進していくこととなりました。
ファミリーマートは、日本で培った“ホスピタリティ溢れる接客”や、中食をはじめとした商品開発ノウハウに加え、1988年来約25年の間蓄積してきた海外におけるコンビニエンスストアの運営ノウハウを持ち合わせています。
また、パートナーであるAyalaグループとRustanグループは、物流網等のインフラを持つと共に、フィリピン国内における食習慣などの生活スタイル等を熟知しています。
このような各社の強みを持ち寄ることで、フィリピンの皆さまに愛されるファミリーマートを作り上げてまいります。
「ファミリーマートGlorietta3店」は、マニラ首都圏のマカティ市に開店します。フィリピンを代表する大型ショッピングモールGloriettaの一角に位置し、日用品、加工食品、菓子、飲料などはもちろん、弁当、サンドイッチ、デザートなどのオリジナル中食商品や、ファストフーズ(フライドチキン・ホットドック・中華饅頭・シャーベット等)も含め、およそ1,400種類の商品を品揃えいたします。
また、同店は店内に飲食スペースを設けることで、皆さまがくつろいでご利用いただける空間を目指します。
フィリピンはおよそ9,500万人と世界12位の人口を誇り、平均年齢も約23歳と若く、今後も成長が見込まれます。ファミリーマートは、まずその首都であり最大都市であるマニラ首都圏を中心に店舗展開を開始いたします。
(データ出典:CENTRAL INTELLIGENCE AGENCY ホームページ)
ファミリーマートは、お客さまひとり一人と強く、深くつながり、「気軽にこころの豊かさ」を感じていただけるコンビニを目指して「ファミリーマートらしさ」を追求してまいります。
以上
店名 | ファミリーマートGlorietta3(グロリエッタスリー)店 |
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住所 | Space #116, Ground Floor, Glorietta3, Ayala Center, Makati City Philippines |
営業時間 | 24時間 |
売場面積 | 129㎡ |
店舗面積 | 220㎡(イートインコーナー26席を含む) |
運営形態 | 直営 |
取扱アイテム数 | 約1,400種類 |
商号 | Philippine FamilyMart CVS, Inc. |
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設立 | 2012年11月29日 |
代表者 | Anthony T. Huang |
所在地 | 4th Floor ALCO Building, 391 Sen. Gil Puyat Avenue, Makati City, Philippines |
資本金 | 277百万ペソ(約6.3億円)※1円=2.28ペソで算出 |
事業内容 | フィリピンにおけるコンビニエンスストアチェーン事業経営 |
出資構成 | SIAL CVS RETAILERS, INC.(※) 60% 株式会社ファミリーマート 37% 伊藤忠商事株式会社 3% |
(※)SIAL CVS RETAILERS, INC.出資比率
企業名 | 出資比率 |
Varejo Corp.(Ayala Land の投資会社) | 50% |
Specialty Investments, Inc.(SSI の投資会社) | 50% |
設立 | 1834年 |
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代表者 | Jamie Augusto Zobel de Ayala |
事業内容 | 180年近い歴史を有するフィリピンを代表する財閥。金融・不動産・通信・電気・水処理など多岐にわたる事業を手掛ける。 |
設立 | 1988年 |
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代表者 | Antonino T. Aquino |
従業員数 | 約1,300人 |
事業内容 | 住宅、オフィス、ショッピングモール、ホテルなど多岐にわたる不動産開発・賃借事業を行うAyalaグループの中核企業。 |
設立 | 1951年 |
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代表者 | Bienvenido Tantoco |
事業内容 | フィリピンを代表する小売グループのひとつで、百貨店・ハイパーマーケット・スーパーマーケット・専門店など 多様なフォーマットを展開するとともに、コーヒーチェーンの飲食業も手掛ける。 |
設立 | 1987年 |
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代表者 | Zenaida R. Tantoco |
従業員数 | 約2,600人 |
事業内容 | 80以上の海外有名ブランドとライセンス契約を行い、フィリピン国内で300店舗を展開。 取り扱いブランドは、欧州、米国、日本など多岐にわたる。 |
設立 | 1981年9月1日 |
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代表者 | 社長執行役員 中山勇 |
店舗数 | 2013年2月末現在 |
展開地域 | 店舗数 | |
㈱ファミリーマート | 8,772 | |
㈱沖縄ファミリーマート(沖縄県) | 220 | |
㈱南九州ファミリーマート(宮崎県・鹿児島県) | 304 | |
㈱北海道ファミリーマート(北海道) | 58 | |
JR九州リテール㈱(※) | 127 | |
国内総店舗数 | 9,481 | |
台湾 | 2,851 | |
韓国 | 8,001 | |
タイ | 806 | |
中国(上海・広州・蘇州・杭州・成都) | 989 | |
アメリカ | 9 | |
ベトナム | 39 | |
インドネシア | 5 | |
海外総店舗数 | 12,700 | |
国内・海外合計 | 22,181 |