2013年05月27日
社会・環境

株式会社ファミリーマートと石巻市が“最大の被災都市から世界の復興モデル都市石巻”を目指してコンビニエンスストアで初めて「地域活性化包括連携協定」などを締結

株式会社ファミリーマート(本社:東京都豊島区/代表取締役社長:中山勇)は、コンビニエンスストアで初めて、宮城県石巻市と2013年5月27日(月)に、東日本大震災の復興と地域防災の協力や観光振興などについて定めた「地域活性化包括連携協定」(以下、包括協定)、及び「災害時における生活物資の供給協力に関する協定」(以下、災害協定)を締結いたしました。
なお、ファミリーマートグループが同様の包括協定を締結している自治体は、石巻市で41府県1市目です。また、災害時物資供給協定においては45府県16市目となります。

“災害に強いまちづくり”、“地域経済の活性化”など多岐にわたり協力

東日本大震災で被災した宮城県石巻市では、「最大の被災都市から世界の復興モデル都市石巻を目指して」をスローガンとして掲げ、2011年12月に今後10年間の道筋を示す「石巻市震災復興基本計画」が策定されました。
このたびの包括協定の締結は、“災害に強いまちづくり”や“地域経済の活性化”などに取り組む石巻市と、地域に密着したお店づくりを通じてより快適な生活の実現に貢献していきたいというファミリーマートの想いが一致したために実現いたしました。
なお、ファミリーマートは1993年9月に石巻市に出店し、5月27日現在で12店舗を展開しています。

災害協定も締結し、より迅速な支援物資の調達を実現

また、包括協定の連携事項にある“東日本大震災の復興と地域防災の協力”の一環として、災害時に迅速な支援物資の調達を実現するため、災害協定を同時に締結いたします。

なお、その他連携事項の具体的な取組内容や実施時期などについては、今後石巻市と協議の上決定してまいります。

ファミリーマートは、お客さまひとり一人と強く、深くつながり、「気軽にこころの豊かさ」を感じていただけるコンビニを目指して「ファミリーマートらしさ」を追求してまいります。

以上

【参考資料】

<「石巻市と株式会社ファミリーマートとの地域活性化包括連携協定」の概要>

1.締結の目的

本協定は、石巻市とファミリーマートが緊密な相互連携と協働による活動を推進することにより、地域の様々な課題に迅速かつ適切に対応し、市民サービスの向上及び地域社会の活性化を図ることを目的とする。

2.連携事項

(1)東日本大震災の復興と地域防災の協力に関すること
(2)健康増進・食育に関すること
(3)観光情報・振興に関すること
(4)石巻産品オリジナル商品の開発・販売に関すること
(5)地域の安全・安心に関すること
(6)子ども・青少年育成に関すること
(7)高齢者・障がい者支援に関すること
(8)環境対策・リサイクルに関すること
(9)その他市民サービスの向上・地域社会の活性化に関すること

<「災害時における生活物資の供給協力に関する協定」の概要>

1.締結の目的

本協定は、災害時に石巻市とファミリーマートが相互に協力して市民生活の安定を図るため、生活物資の供給協力に関する事項について定める。

2.協定の要旨

  • 石巻市からの要請
    石巻市は、災害時において石巻市が生活物資を必要とする時は、ファミリーマートに対し生活物資の供給について協力を要請することができる。
  • ファミリーマートの協力
    ファミリーマートは、石巻市からの要請があったときは、当該要請に対し、できる限り協力するものとする。

3.物資の範囲

  • 食料品(おむすび、弁当など)
  • 飲料水(水、お茶など)
  • 日用品(タオル、ティッシュ、懐中電灯など)
  • その他石巻市が指定する物資

株式会社ファミリーマートと石巻市が“最大の被災都市から世界の復興モデル都市石巻”を目指してコンビニエンスストアで初めて「地域活性化包括連携協定」などを締結(176KB)

ニュースリリース2013年

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