あなたと、コンビに、FamilyMart

2014年09月16日
社会・環境

1食あたり約70%のプラスチック原料の削減
大手コンビニエンスストアでは初の本格導入
弁当などをラップ包装から「サイドシュリンク」へ変更
〜環境負荷の低減と開けやすさの向上などを同時に実現〜

株式会社ファミリーマート(本社:東京都豊島区/代表取締役社長:中山勇)は、環境負荷の低減、開けやすさの向上、中身の見やすさの向上などを目的に、米飯類(弁当・寿司など)とパスタや焼そばなどの麺類の包装形態を、ラップで全体を包装する“フルシュリンク”から、フタと容器の結合部分にのみフィルムを装着する「サイドシュリンク」に、2014年9月16日(火)から順次変更いたします。
「サイドシュリンク」を本格的に導入することは、大手コンビニエンスストアでは初めての取り組みとなります。

【サイドシュリンクの主な特徴】

(1)1食あたりに使用するプラスチック原料を、従来と比較して約70%削減
(2)フタと容器の結合部分全てをフィルムで覆うため、テープ止めに比べ高い遮断性を実現
(3)フィルムの結合部分を1回切るだけでフィルムを開封でき、女性やシニア世代にも開けやすい設計に
(4)ラップによる光の反射がないため、中身の具材が見えやすく、選びやすさも向上

ファミリーマートでは、「サイドシュリンク」の実験を本年2月から開始し、商品の配送時や店頭陳列時の安定性などにも対応するため、フタと容器に凹凸をつけるなど、様々な実験・検証を重ね、このたびの本格導入にいたりました。
同日から関東地方のファミリーマート店舗約200店から変更を開始し、2014年度中には全国のファミリーマート店舗に拡大してまいります(※)。なお、「サイドシュリンク」に変更することで、ゴミを削減できることはもちろんのこと、包装に使用するプラスチック原料は、1食あたり約70%、年間約380トン以上の削減となり、環境負荷の低減に大きく貢献いたします。
(※)一部地域・一部商品では仕様が異なる場合があります。

【その他容器の変更点】

(1)フタと容器に凹凸を付け、商品の配送時や店頭陳列時の安定性などを確保
(2)パスタや焼そばなど、電子レンジでの加熱時間の長いチルド温度帯商品は、容器の角から蒸気が抜ける容器構造を新たに開発。蒸気の抜けを確保することで、容器の変形を防止。 ※その他、一部チルド弁当などは、熱で収縮するラベルをU字孔(フタにある空気穴)に張り付けることで対応。
(3)容器の色を、白・黒・透明などに順次集約し、統一感のある売場を実現

ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のスローガンのもと、環境負荷低減に向けた取り組みも実施し、お客さまの“家族のひとり”のような存在を目指して“気軽にこころの豊かさ”を提案し、「ファミリーマートらしさ」を追求してまいります。

以上

ニュースリリース2014年

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