入社おめでとうございます。
新たに226名の皆さんがファミリーマートの仲間に加わったことに心から感謝いたします。
皆さんがこれから活躍する小売業界。そのマーケット規模は約140兆円。その中において我々CVS業界は約11.5兆円の規模を誇り、国内店舗数はいまや55,000店舗以上となりました。小さな店舗業態であるCVSはマーケットの変化に柔軟に対応できることから、まだまだ成長の余地がある業界なのです。
そのような中で、ファミリーマートは昨年ユニーグループHDと経営統合し、現在はサークルK・サンクス店舗のブランド転換を進めています。転換後の店舗数は約18,000店舗、15の都府県で店舗数シェアナンバーワンとなります。今後このスケールメリットを活かし、利便性を超えた新たな付加価値を提供する存在を目指していきます。
次にCVSの可能性についてお話します。
昨今、驚くようなテクノロジーが次々と誕生し、世の中は劇的に変化しています。社会環境の変化を背景にCVSに求められる機能が多岐にわたる中、私たちは加盟店とともに成長する未来を築いていかなければなりません。加盟店には、その地域で生まれ育ち地域の情報を最もよく知っている仲間が全国に約20万人います。その方々が持つ地域情報と、全国のファミリーマートに来店される年間50億人強のお客さまのビッグデータを融合させれば、地域の方々に喜ばれる新たなサービスを提供することが出来ると考えます。まさにコンビニの可能性は無限大なのです。
最後に、私たちの商売は加盟店と本部が意見を交わしお互いの事業を発展させるフランチャイズビジネスです。今この瞬間にもお店でお客さまをお迎えしている加盟店に常に感謝の気持ちを持ってください。そして誰よりもファミリーマートを愛してください。
全社一丸となって素晴らしい会社、素晴らしいチェーンを創っていきましょう!
2017年4月3日
株式会社ファミリーマート
代表取締役社長 澤田貴司
以上