あなたと、コンビに、FamilyMart

2020年03月16日
地域

東京をおいしく元気に。
東京都とファミリーマートが共同して、
フレイルの予防に役立つ情報発信 第2弾

 株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:澤田貴司)と東京都(都知事:小池百合子)は、“東京をおいしく元気に。”をスローガンに、高齢者が加齢や病気により、心身・生活・社会的の3つの機能が徐々に低下して、要介護状態に近づく「フレイル」の予防に役立つ食生活に関する情報発信の第2弾を、都内のファミリーマート約2,400店にて、2020年3月17日(火)から共同で実施いたします。

 各店舗では、東京都のアドバイスのもと、東京都内の加盟店の皆さまのご意見をいただきながら開発した「10品目のいろどり弁当」(本体:554円、税込:598円)の発売、店舗での専用販促物・ポスターの設置、リーフレットの配布を行います。

■具体的な取組内容

 (1)1つの商品で10食品群の食材全て摂れるお弁当を発売!

 今回の取組に合わせて、主食・主菜・副菜が1つの商品で揃い、10食品群の食材が全てを使った「10品目のいろどり弁当」を発売いたします。日頃から食べなれているおかずを取り揃え、フレイル予防に役立つ「たんぱく質」をしっかり摂ることができるお薦めのお弁当です。

【商品名】10品目のいろどり弁当

【価格】本体:554円、税込:598円

【特長】1食で「毎日とりたい10食品群」をすべて摂れる具沢山なお弁当です。鶏つくね、チキン南蛮、焼鮭、エビフライ、ポテトコロッケ、玉子焼き、小松菜だし煮、きんぴらごぼう等、飽きずに食べられるようにバラエティ豊かなおかずを盛り付け、ご飯の上には、梅干しと昆布をのせました。
加盟店の皆様のご意見を頂きながら開発したお弁当です。

※使用10食品群:肉、魚介類、卵、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品、緑黄色野菜、海藻類、果物、いも、油脂

【発売地区】東京都

 また、このたび発売する商品は、東京都のアドバイスのもと、都内のファミリーマート加盟店の皆さまのご意見を頂きながら開発した商品となります。

 ご参加頂いた加盟店の皆さまには、フレイル予防についての講習を受けて頂いた後、実際の店舗に来られる高齢者の事を考え、お弁当を開発しました。10食品群毎に用意した数十種類の候補食材の中から、栄養素・味・彩り・組み合わせ・容器等について試食・討議を重ねて、発売するお弁当を決定いたしました。

(2)20種類の商品に使用食品群を表示した販促物の設置

 商品に使われている10食品群を表示した販促物をお弁当やお惣菜コーナーに設置します。商品に含まれる食品が一目でわかるので、食べていない食品が使われているメニューの選択や組み合わせの参考にしていただけます。

<販促物イメージ>

(3)フレイル予防のためのリーフレットの配布、ポスターの掲示

 都民の皆さまにフレイルについて知ってもらうことを目的に作成したリーフレットを店内に設置します。フレイルの基礎知識や予防のための食事の工夫点、メニューの組み合わせ方法などをコンパクトにまとめ、いつでも見返して活用できるリーフレットです。また、今回の取組を紹介するポスターを店内に掲示します。

<リーフレットイメージ>       <店頭ポスターイメージ>

 ファミリーマートは今後も地域社会の一員として、東京都との連携を強化し、地域の皆さまが安心して生活できる社会づくりに協力してまいります。

【ご参考】

■「東京をおいしく元気に。」を合言葉に、シニア世代のいきいきした生活を応援

 ファミリーマートは、東京都と「中食を通じた健康づくりの推進に関わる協定書」を2019年8月に締結しました。本事業は、高齢化に伴う高齢単身世帯の増加等から、お弁当やお惣菜等の中食を購入する割合が増加していることを受けて、低栄養予防のために多様な食品摂取が推奨されていることを踏まえ、高齢者が中食を利用する時にフレイルを予防する多様な食品摂取が可能な食環境を整備するとともに、低栄養を防ぐ食生活について広く普及啓発することを目的としております。

※フレイルとは

高齢者が加齢や病気により、心身・生活・社会的の3つの機能が徐々に低下して要介護状態に近づくことです。高齢化が進展している中、いつまでも健康でいきいきと生活するためには、フレイルを予防することが大切です。

※フレイル予防のための食生活

栄養素の偏りを少なくするために、栄養バランスの良い食事を心がけることが重要となります。とくに低栄養状態を防ぐためには、たんぱく質を多く含む食品(肉、魚介類、卵、大豆・大豆製品)を毎食とることが大切となります。

※10食品群

肉、魚介類、卵、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品、緑黄色野菜、海藻類、果物、いも、油脂のこと。これらの食品群をまんべんなく食べることで、フレイル予防に役立つたんぱく質やビタミン類の栄養素をとることができます。

東京都との取組についてのリリース第1弾はこちら

 東京をおいしく元気に。東京都とファミリーマートが協同して、フレイルの予防に役立つ情報発信を行います

 https://www.family.co.jp/company/news_releases/2019/20191024_01.html

~フレイル予防に役立つ情報発信~

 

○人生百年時代、高齢者がいつまでも元気に活躍し、心豊かに暮らせる東京をつくっていく。それが都知事としての使命です。いつまでも健康でいたいという都民の願いに応えるためには、加齢等によってもたらされるフレイルという状態を防ぎ、健康な状態をより長く維持することが大切です。

○都は昨年末、「長寿(Chōju)」を戦略の核の1つとして、2040年代を見据え、政策の大きな方向性を示した「『未来の東京』戦略ビジョン」を策定しました。

〇このビジョンに基づき、「“Chōju”東京プロジェクト」として、フレイル予防を始めとする様々な施策を多様な主体と連携して展開してまいります。

〇フレイル予防に大切なことは、運動習慣と社会参加、そして栄養です。今、新型コロナウイルス感染症が猛威をふるっていますが、こういう時だからこそ、栄養バランスの良い食生活を送ることが重要です。栄養をしっかりとって、免疫力をアップさせましょう。

〇都では、フレイル予防に役立つ食の情報発信として、株式会社ファミリーマートの協力を得て、昨年10月の第一弾に引き続き、この3月に第二弾キャンペーンを実施します。この機会に、食を通じた健康づくりにぜひ関心を持ってください。

〇東京都は、高齢者が元気に活躍し、心豊かに暮らせる東京を目指して、しっかりと取組を進めてまいります。

東京都知事  小池 百合子

 

〇ファミリーマートは、商品開発のテーマの一つとして「健康」を掲げ、年々高まる健康意識に対応するため、スーパー大麦商品の展開、減塩への対応、また、大豆ミートといったたんぱく質が摂れる商品などの開発を実施してまいりました。

〇「健康」をテーマにした商品開発の一環として、昨年10月の第一弾に引き続き、東京都様と協同し、この3月にフレイル予防に役立つ情報発信の第二弾を行うこととなりました。

〇このたびは、東京都様のアドバイスのもと、地域の事をよく知る都内のファミリーマート加盟店の皆様と一緒にフレイル予防に役立つお弁当を開発しました。

〇実際に店舗に来店される高齢者の皆さまの事を考え、フレイル予防につながる「毎日とりたい10食品群」をすべて使用し、玉子焼き、焼鮭、鶏つくね、エビフライといった食べなれた食材で「たんぱく質」が摂れるお弁当となっております。

〇ファミリーマートは今後も東京都様と連携し、お客さまに"家族"のように寄り添いながら、地域社会に貢献する。そのような魅力ある企業を目指して、全力で取り組んでまいります。

㈱ファミリーマート代表取締役社長 澤田 貴司

◆第一弾キャンペーン時の様子

以上

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