2022年01月04日
企業情報

2022年社長年頭挨拶

 本日9時から、田町本社にて当社社員に向け年始朝礼を行いました。社長細見研介による「2022年年頭挨拶」を下記の通りお知らせいたします。

 

 

 明けましておめでとうございます。

 本年も、健やかに新しい年を迎えられた事を社員の皆さんとともに喜びたいと思います。

 これもすべて、加盟店の皆さま、メーカーさまをはじめとするあらゆる取引先の皆さま、地域社会の全ての関係者の皆さま、そして何よりファミリーマートをご愛顧いただいている世界中のお客さまのお陰だと感謝しております。

 

 さて、今年の干支は壬寅であります。壬寅は家庭的で優しい性格とされ、地域の方々に家族のようにやさしく密着するファミリーマートが飛躍をするのにうってつけの年だと感じます。ファミリーマートで働く人達が、地域の方々やお取引先さまと連動しながら一丸となり、新しいコンビニエンスストアの文化を作り上げていく一年と言えるのではないでしょうか。

 

 創立40周年の昨年は、元気なファミリーマートをお客さまにお伝えできた年でした。

 社員の皆さんが加盟店の皆さまと一丸となり、各々の立場で責任を果たした結果、多くのヒット商品や新サービスを生んだだけでなく、店舗値下げやフードドライブ導入も社会の要請に対応したファミリーマートらしい取り組みとして大きく評価されました。省人化や過疎地への対策でもデジタルを活用した無人決済店や郵便局との取り組みも、他チェーンをリードする取り組みとして注目を集めました。繰り返されるコロナの波や天候不順の為に多くの人が心理的にも辛かった中で、ファミリーマートが地域のお客さまに元気をお届けできたことは、加盟店の皆さまと一緒に皆で胸を張れるのではないかと思います。

 

 昨年のクリスマスチキン商戦を勝ち抜いたことに引き続いて、本年も非常に良いリズムでスタートダッシュができています。このリズムを継続して未来を切り拓いていくために、年頭にあたり再度、想像を超えたスピードで変化する時代に突入している事を皆で認識しておきたいと思います。「デジタル化の加速」、「コロナ禍での競争の変化」、「消費者心理の劇的変化」全世界で起こっているこれら3点の激しい環境変化に各自が持ち場で機敏に対応していかねばなりません。デジタル化ではリアルとの融合を加速させる年となります。サテライト店舗の推進、メディア事業、金融事業などが本格的に拡大する年となります。

 

 コロナ禍での競争の変化では、今までの競争に加えて、弁当販売などを強化しているスーパーマーケットが競合として無視できない存在になってきている事に注意を払わなければなりません。

 

 最後に、コロナ禍が長引く中で世界中の消費者心理に大きな変化が現れてきています。

 Z世代を中心に、持続可能な社会に対する責任を個人や企業に求める潮流がSDGsという言葉とともに激しさを増しています。大量生産、大量消費に対する反省とともに、消費者の哲学は大きく変化し脱プラやCO2削減、食品ロス問題等々、企業活動において諸問題に立ち向かう重要性が益々高まってきます。SDGsへの取り組みはファミリーマートの持続可能な発展とイコールであり、お客さまを含むすべてのステークホルダーの期待に応え社会課題の解決に貢献することが我々の使命であり責任であることを常に意識し日々の業務に邁進していかなければなりません。

 

 新型コロナウィルス感染拡大による影響は引き続き世界規模で雇用・経済・社会生活において難しい状況をもたらすことも予想されますが、確実に戻りつつある消費動向を捉え、この新たな局面を加盟店の皆さんと一丸となって乗り越え、ともに暖かい春に向かって取り組んでいきましょう。

 私自身も寅年の年男として、ファミリーマートのさらなる躍進に向けて最大限尽力していくことをお約束します。

 今年もよろしくお願いします。

 

以上

ページトップへ