本日9時から、田町本社にて当社社員に向け年始朝礼を行いました。社長細見研介による「2023年年頭挨拶」を下記の通りお知らせいたします。
記
明けましておめでとうございます。
本年も、健やかに新年を迎えられたことを社員の皆さんとともに喜びたいと思います。
これもすべて、加盟店の皆さま、メーカーさまをはじめとする取引先の皆さま、地域社会の全ての関係者の皆さま、そしてファミリーマートをご愛顧いただいている世界中のお客さまのお陰だと感謝しております。
本年の干支は「癸卯(みずのと・う)」であります。卯(うさぎ)は穏やかで温厚な性質であることから、「家内安全」。 また、その跳躍する姿から「飛躍」、「向上」を象徴するものとして親しまれています。新しいことに挑戦するのに最適な年とも言われています。
創立40周年の2021年を契機に、ファミリーマートに対するお客さまからのサポートと期待は日を追うごとに強くなってきていると感じます。コロナ禍やウクライナ戦争で世界中の常識が否定されるような状況ではありましたが、「ナンバーワンを入れ替えよう。」と世の中に打ち出し、上期大勝負、夏の天王山、未知への挑戦等と銘打ち、一人一人が各々の持ち場での地道な努力とチームへの献身を継続していただいた成果が少しずつ積み重なってきた成果だと確信しています。
先のワールドカップでアルゼンチンは36年ぶりの優勝を果たしました。メッシ選手の活躍が耳目を集めますが、36年間、メッシ選手を含めた代表プレイヤーを支えたサッカー協会関係者の方々の各々の持ち場での献身が大きな役割を果たしただろうことは言うまでも有りませんが、何よりも、代表チームを愛し続けたアルゼンチンの国民から絶大なサポートを受けていた事こそが優勝の原動力であった事は忘れてはならない事実だと思います。家を売ってお金を工面しカタールまで応援に来ている人もおられたそうです。
このことからも、お客さまからのサポートこそ私たちファミリーマートが原動力にしなければならないものなのだと年頭に当たり肝に銘じたいと思います。
さて、今年は約30年ぶりの本格的なインフレの年になる事が予想され、また、昨年末には長らく続いた日銀の大規模な金融緩和政策の修正も始まった事から、2023年は昨年から続く時代の大きな転換期が佳境を迎える年になりそうです。
底流に流れる「デジタル化の加速」「コロナ禍での競争の変化」「消費者心理の劇的変化」という大きな3つのうねりはいよいよ激しくなる中で、時代の転換期にあっても「あなたと、コンビに」であり続けるために、今まで種を撒いてきた諸施策を迅速に実行していかなければなりません。
本年は、次期ストアコンピューターが満を持していよいよ開始されます。これからのファミリーマートを支えるバックボーンとも言える最重要なイベントです。 全社員一丸となって導入に邁進し新しいファミリーマートの礎を築いて参りましょう。
結びとなりますが、年頭にあたりコーポレートメッセージである「あなたと、コンビに、ファミリーマート」について改めて考える機会を持って頂きたいと思います。
そして、卯年にあやかり将来に向かって大きく跳ねる一年として行きましょう!
今年もよろしくお願いします。
以上