株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介 以下、ファミリーマート)、株式会社ゲート・ワン(住所:東京都港区、代表取締役社長CEO:藏田一郎 以下ゲート・ワン)、株式会社データ・ワン(住所:東京都千代田区、代表取締役社長:太田英利 以下、データ・ワン)は、共同でファミリーマート店頭の販促施策に店内デジタルサイネージ「FamilyMartVision」を連動させた、「売場連動企画」の第一弾として、コカ・コーラ社の「ジョージア」ブランドの店頭プロモーションを2023年3月21日~4月3日の期間で実施しました。
検証の結果、デジタルサイネージ設置店は、未設置に比べ10%以上売上が伸びるなど、販売数量、カテゴリー売上、ブランド認知の獲得へ十分な効果が得られ、売場とデジタルサイネージを連動することで、より効果的に商品訴求力を高めることが実証されたことをお知らせいたします。
次々と生み出されるスマートフォンアプリ、SNS、デジタルサービスによって消費者のタッチポイントが多様になっていくなか、リアル接点となる店頭の重要性はますます高まっています。
これまでもさまざまなプロモーションに合わせて全国約3,000店舗に設置された国内最大級のデジタルサイネージメディア「FamilyMartVision」を活用し、店頭における商品訴求力の強化につなげてまいりましたが、2022年8月にゲート・ワンが実施した消費者調査では、FamilyMartVisionに期待する事として、おすすめ商品、注目商品といった商品選択の参考になる情報が見たいという声が多く聞かれました。
また、活用タイミングだけでなく店頭全体とも連動させることでさらに商品訴求力を強化したいというニーズが多くのファミリーマート店舗関係者、及びメーカーから寄せられていました。本企画を通じて、ファミリーマートに来店されるお客さまにとって注目商品を見つけやすく選びやすい、より楽しく発見のあるお買物体験の提供に貢献していくだけでなく、店頭における商品訴求力と店舗の売上効果を最大化することを目指し、本企画を実施する運びとなりました。
本企画では、ファミリーマート、ゲート・ワン、データ・ワンが一体となって店頭施策のプランニングを実施し、店頭販促ツールの開発、全国店舗の売り場展開、FamilyMartVisionの放映、クリエイティブ開発まで、デジタルサイネージと売場の連動に向けてトータルサポートを実施致しました。
店頭施策のプランニングにおいては、ファミリーマートの実施するプロモーションとの相乗効果や、店頭プロモーション過多による効果の低減等にも考慮しながら、効果を最大化できる施策内容やタイミングの策定を実施しました。店頭販促ツールはFamilyMartVision設置店舗だけではなく、未設置店舗においても活用を促進いただきました。
また、ファミリーマートのデジタル顧客基盤であるファミペイを活用し、広告接触者に対するファミペイアンケート調査やPOSデータを用いた購買効果検証を行うことで、広告効果の測定・可視化を行いました。
「ジョージア」の店頭プロモーションを実施した期間中、ファミリーマート全店のコーヒーカテゴリー全体は前年同期比117%、ファミリーマートで取扱う「ジョージア」3商品合計の販売目標に対する達成率は139%と、前年同期実績及び目標を大きく上回る販売実績となりました。
さらに、FamilyMartVision設置店舗と未設置店舗の比較では、設置店舗は未設置店舗の111%という、高い販売実績を残しました。
また、ファミペイアンケート調査において、ブランドリニューアルした「ジョージア」の認知度は、店頭POPのみを経由した認知率に対し、店頭POP+FamilyMartVision経由での認知度が21ポイント高いという結果となりました。アンケート調査結果からは、従来の店頭プロモーションにFamilyMartVisionが加わることにより、「ジョージア」のブランドリニューアルをより多くのお客さまに伝えられていることがわかりました。
※ファミペイアンケート 調査期間2023年4月7日~13日 リニューアルしたジョージア ザ シリーズの認知において「知っていて、購入したことがある」+「知っている」の回答率
ファミリーマートは、現在約3,000店に設置されているデジタルサイネージを2023年中に約10,000店に拡大予定です。
今後も、デジタルサイネージと売場連動の対象商品カテゴリーを拡大していくとともに、ファミリーマートのアプリ「ファミペイ」や外部の媒体を活用したターゲティング広告なども含めた企画・施策を実行し、来店されるお客さまへ今までにない店舗体験の提供を目指します。
以上
※ジョージアはザ コカ・コーラカンパニーの登録商標です