株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介、以下「ファミリーマート」)は株式会社Luup(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:岡井大輝、以下Luup)が展開する、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」のポートを2023年10月6日(金)から兵庫県神戸市内のファミリーマート店舗にて導入します。
なお、兵庫県のコンビニエンストアで電動キックボードを扱うシェアリングサービスのポートを設置するのは初となります。(※2023年10月2日現在、Luup社調査)
社会全体健康志向の高揚及びライフスタイルの変容や、ポストコロナ時代の人流増加、SDGsの取り組みの推進などの背景の中、2023年7月1日道路交通法の改正をきっかけに、電動キックボードのシェアリングサービスのニーズがさらに高まっております。
ファミリーマートでは、店舗敷地内の空きスペースの活用や利用者の来店促進による加盟店収益の向上を目的にシェアサイクルの設置を進めており、お客さまの多種多様なニーズに応え、2020年10月から東京都内の店舗を皮切りにLuupが提供する電動小型モビリティのシェアリングサービスのポートを導入しております。
さらに、2022年4月に、Luupと資本業務提携を締結し、ファミリーマートとLuupの相互送客などの全面的な協業を進めており、電動キックボードのポートの設置を加速させ、現在、東京都、神奈川県、京都府、大阪府、広島県の計75店舗にて設置しております。※2023年9月末時点
今後展開店舗を広げ、2023年度中に100店舗以上設置拡大を目指してまいります。
兵庫県でのポート設置は、ファミリーマートでの設置の6拠点目となり、お客さまに新しい移動方法を提供するほか、京阪神エリアでの電動キックボードの展開をさらに拡大し、利便性を向上させます。
<設置店舗詳細>
エリア:兵庫県
店舗数:1店(ファミリーマート 吾妻通店)
サービス開始日:2023年10月6日(金)
今後もファミリーマートとLuupの相互送客等の全面的な協業を行い、ファミリーマートの店舗へのLUUPのポート設置を加速させるほか、ファミリーマートのHPでの安全な乗り方の周知や、店舗を利用した安全運転講習会などの安全性向上に向けた取り組みを通じて、ともに安全・安心を伴った形での街全体の利便性向上・活性化を目指してまいります。
参考URL:https://www.family.co.jp/services/other/cyclehare.html
以上
<参考資料>
ファミリーマートとLuupの主な取り組み
1. ファミリーマート店舗へのLUUPのポート設置
ファミリーマートとLuupは、2020年10月より連携を開始し、今後LUUPのポート設置対象となる店舗を拡大することにより、ファミリーマートの店舗利用者の利便性向上に貢献すると同時に、ポート網の拡大を通じてLUUPのサービス普及をともに目指してまいります。現在のLUUP展開エリアへの導入に留まらず、LUUPのエリア拡大に合わせて地方都市の店舗への設置も進める予定で、2023年度中に100店舗まで設置拡大を目指しております。
2.店舗での安全運転講習会の実施
2023年8月には、電動キックボードの安心・安全な利用に貢献していくために、Luupとの協業の一環として、ファミリーマートの店舗敷地内にて電動キックボードの安全運転講習会を実施しました。今後も、LUUPのサービスの安全性向上についても店頭での啓発活動やHPでの告知を通して両社で取り組みを進めてまいります。
参考リリース:https://www.family.co.jp/company/news_releases/2023/20230728_02.html
3. 共同でのマーケティング施策による相互送客
ファミリーマートの店舗利用者によるLUUP利用、またLUUPユーザーのファミリーマート店舗利用をそれぞれ促進すべく、共同でのマーケティング施策を検討・実行いたします。具体的には、デジタルサイネージの活用を含むファミリーマート店内でのLUUPの広告展開や、LUUPユーザーへのファミリーマート商品のプロモーション施策実施などを検討してまいります。
4. 共同での新サービスの検討
ファミリーマート、Luupそれぞれが所有する顧客データ・移動データや、店舗網・ポート網を活用し、新たなサービスの展開を検討してまいります。それらを通じて、ファミリーマートの店舗・LUUPのサービス双方の成長や地域社会への貢献を目指します。