株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介)は、プラスチック使用量の削減を目的に、店頭でのプラスチック製スプーン・フォーク・ストロー有料化を2024年1月29日(月)から全国の直営店舗約100店にて開始いたします。今回の取り組みによりプラスチック使用量は年間で約4トン削減される見込みですが、この取り組みが全国の店舗に拡大された場合、年間で約715トン削減される見込みです。
■更なるプラスチック削減の取り組み
ファミリーマートは、プラスチックの削減を重要な社会的課題であると認識し、プラスチック使用量の削減や環境に配慮した素材への切り替えなど、さまざまな取り組みを進めております。
コンビニ業界初の取り組みとして、2021年9月から全国の店舗で提供しているスプーンを、持ち手部分が穴の開いたデザインとした軽量化タイプのスプーンに変更しております。(※1)また、2022年10月から全国の店舗において、店頭でのプラスチック製フォークの提供を原則、取りやめております。
(※1)2021年9月から取り扱う軽量化タイプのスプーン
●環境へ配慮したプラスチック削減の取り組みをさらに推進
このたび、スプーン・フォーク・ストロー有料化の先行実施を通じて、プラスチックの削減をさらに推進するとともに、店舗をご利用されるお客さまのご意見や店舗オペレーションを検証し、全国の店舗への拡大を検討してまいります。
<概要>
実施内容:スプーン・フォーク・ストローの提供を有料化
開始日 :2024年1月29日(月)~実施予定
実施店舗:全国の直営店舗約100店
対象品 :6品目
<ご参考>
当社では、2020年2月に環境に関する中長期的目標「ファミマecoビジョン2050」を策定いたしました。持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年及び2050年に向けた中長期目標を設定し、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマにおいて取り組みを進めております。
●「ファミマecoビジョン2050」の概要
1.温室効果ガスの削減:店舗運営に伴うCO2排出量(1店舗当たり)
・省エネ型機器の導入により、店舗の電気使用量を抑制し、CO2排出の削減を進めます。
【数値目標】 2030年 50%削減、2050年 100%削減(2013年対比)
2.プラスチック対策:オリジナル商品の環境配慮型包材・容器の使用割合
・容器・包材に植物を原料にしたバイオマスプラスチックや再生PETを配合するなど、環境配慮型素材の使用を進めます。
【数値目標】 2030年 60%、2050年 100%
3.食品ロスの削減
・商品の発注精度の向上や、現在9割以上の店舗で実施している店舗値下システム「ファミマのエコ割」、容器包装の改良等によるロングライフ化を進めることで、食品ロスの削減を推進します。
【数値目標】 2030年 50%削減、2050年 80%削減(2018年対比)
ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、地域に寄り添い、お客さま一人ひとりと家族のようにつながりながら、便利の先にある、なくてはならない場所を目指してまいります。
以上