生コッペパン

|開発秘話

生コッペパン

生クリームなどを加え、しっとりとした「生」食感の生地が特徴の「生コッペパン」シリーズは、2月の発売開始から3日でシリーズ累計販売数110万食、3ヵ月で3,000万食を突破。ファミリーマートのヒット商品として走り続けています。

「生」食感で大ヒット!

新たな定番として長く愛される商品へ。


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FF・スイーツ部 パン・半生菓子グループ 林和也(写真左/以下 林)、上妻春香(写真右/以下 上妻)

「時代に合った、だれが食べても美味しい」に挑んだ「生コッペパン」

上妻:ファミリーマートのパンは、“定番商品が一番おいしいコンビニ”を目指してカレーパンやメロンパン、クリームパン等、幅広い世代のお客さまに馴染み深い商品にスポットを当てて商品開発に取り組んでいます。そこで、同じく定番メニューとして品揃えしているコッペパンについて、新たに商品開発することにしました。

林:「時代に合った、だれが食べても美味しい商品にしたい」という想いから、世の中のパン専門店を巡って市場調査をする中で、「生」食パンや「生」ドーナツ等の「生」食感というトレンドを取り入れた、しっとりした食感の「生コッペパン」というコンセプトが誕生しました。

約4ヵ月かけてたどり着いた理想の「生」食感

上妻:コンセプトが決まってからが本番。コッペパンには「惣菜パン」と「菓子パン」があり、それぞれ別々のパン生地を開発しています。

林:「生」食感を実現するためには、非常に柔らかくて伸びのよい生地が必要なのですが、製造の際の取り扱いが難しいので実はコンビニのように工場での大量生産には不向きなんです。全国のお客さまに同じクオリティの商品が提供できるよう、材料の配合を細かく調整し、工場にも何度も足を運びました。

上妻:生地の開発だけで約4ヵ月かかりましたが、理想の「生」食感にたどり着くことができました。

惣菜パンのこだわり「もちっと生地」

林:生クリームを加えた生地に、さらに水分量を多く含ませて焼き上げることで、しっとりもちっとした食感の生地に仕上げています。最適な配合を吟味し、発酵温度や焼成時間を調整することで、“しっとり”かつ“もちっと”した食感をお楽しみいただけます。

  • 生コッペパン(焼きそば)

  • 生コッペパン(たまご)

菓子パンのこだわり「くちどけ生地」

上妻:くちどけのよい食感に仕上げるため、生地を丁寧にこね上げてから、通常の3倍の時間かけて生地を休ませ、通常よりも低温・短時間で焼き上げています。また、これまでのコッペパンの生地と比較して、たまごとマーガリンを多く使用したブリオッシュ生地に、生クリームを加えており、しっとりくちどけのよい食感をお楽しみいただけます。

  • 生コッペパン(あん&バター入りホイップ)

  • 生コッペパン(イチゴジャム&マーガリン)

最後に、これを読んでくださっている皆さまにメッセージを。

上妻:生地はもちろん、メニューごとに具材にもこだわって商品を開発することで、ファミリーマートのこだわりの「生コッペパン」ができました。召し上がる際には、生地と具材の相性の良さも楽しんでいただきたいです。

林:「生コッペパン」はファミリーマートの定番商品として、今後も様々なメニューを発売していきます。ぜひお手に取ってみてください。

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※掲載内容はすべて2023年8月取材時点の情報です。

・画像はイメージです。

・一部の地域・店舗では取り扱いのない商品がございます。また価格・発売日・仕様等が変更となる場合がございます。

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