ファミリーマートは1993年に全店に募金箱を設置し、店頭募金の受付を開始しました。
お客さまと、活動を行っているNGO/NPOとの「掛け橋」となり、協働で社会的な活動に取り組むため、2006年より「ファミリーマート夢の掛け橋募金」として募金活動を行っており、お預かりした募金は当社の企業寄付(マッチングギフト※)と合わせて、こどもたちと地球の未来のための活動に役立てられています。
また、本社のサステナビリティ推進部に事務局があることで、募金寄付先との協同事業を積極的に行い、寄付に留まらない支援活動にも取り組んでいます。
日本全国に約1万6,000店を超える店舗を展開し、1日あたり延べ約1,500万人にご利用いただくファミリーマートにとって、店頭での募金活動は店舗ネットワークを活かし、募金拠点として大きな役割を果たす重要なサステナビリティ活動であると考えています。
※マッチングギフト:募金総額に対して、企業などが一定率を掛けた金額を上乗せして寄付すること。
2024年度 募金実績
店頭募金、マルチコピー機募金受付サービス、災害支援金募金、主な企業寄付等を含む
5億6,472万8,738円
ファミリーマートは、1993年からセーブ・ザ・チルドレンを支援しています。
世界および日本のこどもたちに緊急・人道支援、教育、保健・栄養、防災、こどもの保護、こどもの貧困問題解決などの分野における支援を直接届ける活動に加え、社会啓発やアドボカシー(政策提言)活動などこどもの権利を推進するための幅広い活動を支援しています。また、「ファミマこども食堂+セーブ・ザ・チルドレン」として、防災月間に合わせた防災ワークショップを協働で実施するなどしています。
トルコ・シリア地震で被災したこどもたちに「こどもひろば」を通じてこころのケアなどの支援を行う様子
ファミリーマートは、2006年から世界の飢餓撲滅に取り組む活動に賛同し、国連WFP協会を支援しています。
また、国連WFP協会コーポレートプログラムのパートナーとして参加し、WFPと両輪となり協働で社会における公的役割を果たしています。紛争で家を失った人びとや災害で困窮している人びとに命を救う食料を届けるために学校給食支援や緊急支援等に使途を指定し「ファミリーマート 夢の掛け橋募金」の一部を寄付しています。
ファミリーマートは、国土緑化推進機構を支援しています。具体的には、幼稚園児や保育園児が森や自然の大切さを学ぶ「森の教室」や、高校生が日本各地の森・海・川の名人の知恵や生きざまを学び、持続可能な社会について考える「聞き書き甲子園」、さらには地域のシンボルとなる記念樹の植樹や里山保全を行う「子どもたちの未来の森づくり事業」を通じて、森に触れ、森に学び、森を守る環境教育プログラムを提供しています。
ファミリーマートは、2021年からこどもたちや子育て世代のご家庭への支援につながるよう、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえを支援しています。
「むすぶ、つながる、こども食堂応援プロジェクト」を協働で立ち上げ、こども食堂の継続を応援する助成プログラムを年4回、こども食堂の立ち上げを応援する助成プログラムを年1回実施しています。