
環境負荷の少ない店舗づくりに向けて、2008年9月から、木造FP(フレーム&パネル)工法を導入しました。同工法は、ウレタン断熱パネルを壁や天井に使用することで、高い断熱性と省エネ効果が得られる新しい店舗建築方法です。店舗の気密性・断熱性が高まるため、電気使用量を約10%削減することができます。さらに、従来の鉄骨を用いた工法と比べ、材料加工時のCO2排出量も大幅に抑えることができます。2011年2月現在、55店舗で導入しています。
店舗入口
店内
店舗の屋根1997年にスタートした「地球環境に優しい店舗づくり」の一環として、太陽光発電システムを導入し、店舗の消費電力の一部をまかなう実験に取り組んできました。2011年2月末現在、10店舗に導入しています。また、一部の店舗に設置した電気自動車用急速充電器には、太陽光発電システムからの電気を供給しています。
つくば研究学園店の太陽光発電パネル。
急速充電器で充電中の電気自動車。エアコンや冷蔵・冷凍ケースの室外機からの排熱を有効利用する「総合熱利用システム」や省エネ型セパレート式冷蔵・冷凍システムの導入を進めています。空調システムと冷蔵・冷凍システムの最適な組み合わせにより、快適な店舗環境づくりと省エネをより一層目指しています。
駐車場用の照明は、2008年から、省エネ性の高いセラミックメタルハライドランプを導入しています。水銀灯に比べ大幅に消費電力を削減でき、寿命も15,000時間と長いことから、ランプ交換の回数も低減します。2011年2月末現在で、約800店舗に導入しました。このように、店外照明についても、省エネ化を推進しています。

2010年5月以降、電子レンジの庫内照明をLEDランプに切り替え、さらに待機電力がゼロの機種を標準導入しました。2011年2月末現在で、878店舗がこの新しいタイプの電子レンジを導入しています。なお、LEDランプにしたことで、従来の庫内照明より電力消費量を約80%抑えることになります。

蛍光灯は使用年数が1.4年を過ぎると、明るさにばらつきが生じ、エネルギー消費に無駄が発生します。そこでファミリーマートでは、店内蛍光ランプの一斉交換定期キャンペーンを行っています。2010年度の交換本数は約61,000本となりました。回収した蛍光ランプは、口金、水銀、蛍光粉、ガラスに分離してリサイクルされています。
ウォークイン冷蔵庫の照明を2007年6月から、インバータータイプのランプに切り替えています。これにより、従来比20 〜 25%の省エネが可能になります。さらに2009年4月からは、冷蔵庫のガラス層の結露防止ヒーターを一部廃止することで、従来比75%の省エネ化を図っています。2011年2月末現在で省エネ型ウォークイン冷蔵庫約1,200基を導入しました。
ガラス扉の結露防止ヒーターを廃止ファミリーマートは、2004年にコンビニエンスストアとしては初めて、LEDを採用したファサード看板を導入しました。以来、導入店舗数を増やすとともに、LED看板のさらなる省エネ化に向けて、技術開発と実証実験に取り組んでいます。また、従来の蛍光灯看板に比べて約70%の省エネを可能にするLED看板も開発し、2010年9月開店の新店舗から標準導入を行い、2011年2月末現在、164店舗で設置しています。今後、その他の看板のLED化についても意欲的に開発していきます。
松山インター店店内を4〜5のゾーンに分けて、それぞれのゾーンの明るさを自動調整する店内照明調光システムを導入しています。例えば、太陽光が入ってくると、まどぎわゾーンは、蛍光灯の照度を抑えたり、昼間と夜間で照度を調節したり、きめ細かな調整を行うことで、快適さと省エネルギーの両立を図っています。

店舗では、定期的に什器のフィルター清掃を実施しています。店舗でできる節電10ヵ条をもとにコスト意識を持って取り組んでいます。
フィルター清掃